4.Kiside ページ4
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勢いに任せて言ったはいいものの、どんな反応してるかが怖くて藤ヶ谷の顔が見れない。
………引いちゃったかな…。
断られた時のこと想定してなかったしな〜でも今考えておかないと断る藤ヶ谷にも気遣わせちゃうし…、どうしよ。
はぁ〜…。
告白する女の子ってこんな気持ちなのかな。
……………ん?…はぁ!?
……何考えてんだ俺!!!!!
藤ヶ谷と関わるとみんなこんなこと考えちゃうのか…?
だとしたら横尾さ…#/&@%$%#€〆
……考えただけでアウトだ、うん。
「…いいの?」
下向いたまま変なことばっか考えてたら、長い沈黙を破って藤ヶ谷の声が降ってきた。
とっさに声に反応して上を見上げたら、恥ずかしいような照れ臭いような…そんな顔をしてて、なんだかこっちまで照れてくる。
「…お、おう!」
「北山、いつ空いてる?
……明日とかじゃ急すぎ?」
「待って、今確認しま〜す」
ペラペラ〜とカバンの中のスケジュール帳を開き、明日の予定を確認する。
……ラッキーすぎる。
オフだ!!何もない!!!!
きっと、何年間にも渡って、神々が降りてくるよ〜♪なんて歌ってたら、本当に神々が降りてきてくれたんだ…!
はぁ〜ありがたや〜。
そんなことなら何万回でも歌ってやるぜ!コーリング〜!!
その後は、そのまま藤ヶ谷と明日の予定を決めて、俺はルンルンで家に帰った。
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作者名:ま き ぽ よ | 作成日時:2015年9月26日 23時