15.Fside ページ16
.
「っ…ぷっ、ハハハハ〜!!!!
…酔ってんのか?藤ヶ谷!!」
………いや、そうではなくてですね、キタヤマサン。
「…〜〜ん〜!?…いや…だーかーらー!!
…………はぁ、もういいや…。」
やっぱり無理なのか。
俺が必死に想ってても、この想いは伝わらないのか。
虚しい!寂しい!悲しい!!!!
…いや、なんだよこの三拍子!!!!!
さっきの、心臓飛び出るほどドキドキだった俺の必死な行動を返せ!!!!
北山の…バカーーー!!!
「こうなったら…朝まで飲んでやるー!!!」
「…お、急にどうしたんだよ藤ヶ谷〜!
はーい、じゃ気を取り直して乾杯〜!」
終始ハイテンションな北山につられ、俺は次から次へと酒を飲み干した。
目の前の北山に想いが通じなくてヤケ酒しようとしてんのに、こいつに慰められるなんて…ほ んと訳わかんねー。
北山なんてムカつく。大っ嫌い。
…なんて、思えたら楽なのに。
なんで諦められないのに好きになんてなっちゃったんだろ。
.
433人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ま き ぽ よ | 作成日時:2015年9月26日 23時