時・44 ページ46
◆ 太輔・side ◆
変わらない画面…
もう 何度か送ってるLINE…
「既読無視… 何でだよ… 」
電話もかけても すぐに留守番電話になってしまう。
一応メッセージも残しているが…
「はぁ〜… 」
…
「… ん?、… 遅くない?」
アパートの前で待ってはいるけど 全然出てくる気配がない。
時間だけが過ぎていく…
「しょうがない、時間もないし、今日は二人で散歩するか!」
この時は まだ 深くは考えてなかった。
でも、それが三日経ち… 1週間経つとさすがにおかしいと思うようになった。
「それ、完全に避けられてると思う」
「やっぱり?」
変わらない画面…
会えない散歩…
「女心をわかってると言われてるガヤがねぇ〜 ウケるわ」
「ウケるって お前ね… 」
玉が呆れたように笑った。
「で?俺に何してほしいわけ?」
「アイツに連絡して… ほしい」
玉なら まだ繋がっていると思った。
「あ、読んだ、早」
「うえっ、… ガヤ、一体 何したの?」
玉のLINEならすぐ読むんだ… 裏を返せば、俺は完全に無視ってことだな。
でも、何したって…
俺に画面を見せる…
― 『 玉ちゃんを使って 最低 』 ―
「最低… か… 」
「ちょ、ガヤ!?」
バタリとその場に倒れた。
冷たいステージが心に染みる…
「A… 」
「え… え?だ、誰 呼んだの?今??」
会いたい…
どちらとも会いたい。
会って 心の中のモヤモヤを取り除きたい。
「何が原因でそうなったか知らないけどさ、怒ればいいじゃん」
「ガヤ、彼氏なんだし」
怒る?
「ビシッと言えばいいと思うけど?俺は」
ビシッと… ?
「それ… なんか可哀想じゃん… 」
「は?何それ、LINE無視されるわ、最低呼ばわれされるわ、ガヤの方が可哀想じゃん」
う〜ん?
でも、俺… アイツに怒ったことないんだよね、実際。
アイツの方が怒ってる時のが多いし…
「俺ならストレス溜まるから無理」
「ガヤはもっと感情を出した方がいいと思うよ」
玉はそういうと スタッフの元で行ってしまった。
感情…
「そんなの出したら めちゃくちゃ面倒くさいことになるって」
「マジで怒るとうるさいんだから」
今まで 謝っておけば 事は丸く治まってたのになぁ…
しかし、Aに避けられるのは 納得いかない。
一体 何なんだよ…
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もえぴっぴ。 - こんばんは。是非とも続き読みたいのでパスワード知りたいです!お願いします。 (2022年11月1日 20時) (レス) id: 066065d151 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - みいまる先生さん» みいまる先生さん、こんばんは(*^▽^*) 亀猫と申します。メッセージ欄の方へお返事してありますので確認をよろしくお願いします。メッセージありがとうございました。 (2022年10月11日 23時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
みいまる先生(プロフ) - こんにちは。 初めて主様の作品を読ませていただきました!ぜひ続編も読みたいのでパスワード2を教えてください🙇♀️ (2022年10月11日 13時) (レス) @page50 id: b1e991385d (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンニチハ!先程メッセージ欄見ました! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - 琉衣さん» 琉衣さん、こんにちは。あの、メッセージ欄って見たり書いたりできますか?コメ欄では発行してないの〜! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2019年1月19日 22時