時・32 ページ34
● 渉・side ●
昨日からの雨…
せっかくの休みなのに 洗濯物もすることもできず、若干 不完全燃焼。
やることも無い為 あることを試みることにした。
「… ん〜… 何だろ、何か違うんだよな… 」
「一体 どんな作り方してるのかな?」
くれたレシピ通りに作ってみたが、どうも舌ざわりや風味が微妙に違う気がする。
納得がいかず 悶々…
「… 聞きに行こうかな… 」
でも…
「… … 内緒で行くか」
行くと言えば 絶対についてくるに違いないと思った俺は 太輔に内緒で行くことにした。
自宅から車で30分ほどで着いた。
「こんちは〜」
「あれ?よこーさん?」
あ、東さん♪
「今日は 何?あ!ご購入?」
「あ、ごめーん、Aちゃんに ちょっと」
東さんの笑顔がブスッとなった。
舌打ちしてるし…
「その顔、ヤバくない?俺、一応 客よ?」
「買わない奴は客じゃない」
か〜… 言うねぇ…
「ごめん、ごめん、嘘だよ、よこーさんは 別」
「だよな、焼肉おごったし」
『 ごちで〜す 』と笑いながら 俺を拝んだ。
「で、Aちゃんは?」
キョロキョロと探すが見当たらない。試乗車の方かと見たがいない。
いろんなところを見ていると、若いの男性が入ってきた。
「あ〜… 、Aは… 」
「おかえり、拓斗君」
ん?
おかえり?
白髪交じりの男性が その拓斗と呼ばれる人に笑顔で寄って行った。
「ただいまです。杉野さん、傘 ありがとうございました」
「いいんだよ、それより 病院には?」
若い男が首を振った。
スッ…
「よこーさん、ちょっと待っててもらっていいですか?」
「え、ああ」
??
東さんは立ち上がり その若い男の元へ…
「またか?」
「すみません、金のこと気にしてて… 」
金?
聞いてはいけないと思ったが どうも気になる…
無関心を装い、3人の話を欹てた。
「でも、風邪とかじゃないんで… たぶん 大丈夫です」
「風邪じゃない?なら なんで熱が出る?」
熱?誰が… ?
ふと ここにいない人が脳裏に浮かぶ…
「ん〜… ちょっと その、あったんで… 」
「あったって?何?」
?
「知らない奴だったんですか、結構 酷いこと言われて… 」
「酷いこと?」
…
「迷惑だって」
迷惑… ?
知らない奴って…
でも、俺にとって 知らない奴じゃなかった。
570人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もえぴっぴ。 - こんばんは。是非とも続き読みたいのでパスワード知りたいです!お願いします。 (2022年11月1日 20時) (レス) id: 066065d151 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - みいまる先生さん» みいまる先生さん、こんばんは(*^▽^*) 亀猫と申します。メッセージ欄の方へお返事してありますので確認をよろしくお願いします。メッセージありがとうございました。 (2022年10月11日 23時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
みいまる先生(プロフ) - こんにちは。 初めて主様の作品を読ませていただきました!ぜひ続編も読みたいのでパスワード2を教えてください🙇♀️ (2022年10月11日 13時) (レス) @page50 id: b1e991385d (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンニチハ!先程メッセージ欄見ました! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - 琉衣さん» 琉衣さん、こんにちは。あの、メッセージ欄って見たり書いたりできますか?コメ欄では発行してないの〜! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:亀猫 | 作成日時:2019年1月19日 22時