時・22 ページ24
びっくりした…
本当に びっくり。
まさか、太輔だけじゃなく、渉まで来店するなんて…
未だ、脳内の整理がついてない。
「本当に ごめんね」
申し訳なさそうに謝ってくる太輔。
子犬のように可愛い♪
「とんでもございません、でも 本日はどのような?」
「俺が乗ってみたくなったんです」
へぇ!渉が!
「そうなんですか、では 試乗車をご用意しますね」
「あ、Aちゃんが案内してくれると嬉しいんだけど」
私!?
「ワタ!?何言ってんだよ!!」
「別にいいじゃん、太輔だって Aちゃんだったんだろ?」
いや… そうですけど…
それより、もう Aちゃん呼びなんですけど…
渉って 意外に軽い人なの??
「でも、横尾様、東のが詳しいので… 」
「ううん、俺 断然 Aちゃん」
そ、そうですか…
東さんを見ると明らかに 機嫌が悪い…
金子様が不発だから 余計 渉を取りたかったに違いない。
「いいですよね、東さん♪」
「ええ… どうぞ」
ああ… 後でどれだけ嫌みを言われるか…
頭 イタイ…
「で、では、ご案内します」
東さんから 鍵を受け取り試乗車へと案内。
太輔に説明したのと同じ説明をもう一度する。
「ワタさ、ここのアシスト機能が… 」
「Aちゃんに聞くからいいって」
ムッと黙った太輔。
「太輔、ここで待ってて」
「は!?なんで!?」
な、何で??
一緒に乗るんじゃないの??
「Aちゃんと二人で行ってくるから」
「はぁああああ!?」
えええええ!?
「太輔だって 二人だったんだろ?俺も二人がいい」
「い、いや… でも、あの、横尾様… 」
あえて 二人にならなくても…
「ね、大人しく待ってて。じゃ、行こうか、Aちゃん」
「… 」
本当に意外だ…
渉って 押し通す人だったなんて…
「ダメ」
… え?
「俺も乗る!!」
え?
え?
バタン!!
「… やはり、そうきますか… 太輔君」
「え?そうって??」
何が??
「Aちゃん、太輔、意外に厄介だから」
へ?
「ま、こうなったら仕方がない、太輔の気持ちが一番だから」
「じゃ、乗りますか」
バタン!
…
…
「は、はい??」
な、何なの…
このアイドル二人は…
でも、この意味深な渉の言葉…
後から じわじわ わかってくるのであった。
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もえぴっぴ。 - こんばんは。是非とも続き読みたいのでパスワード知りたいです!お願いします。 (2022年11月1日 20時) (レス) id: 066065d151 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - みいまる先生さん» みいまる先生さん、こんばんは(*^▽^*) 亀猫と申します。メッセージ欄の方へお返事してありますので確認をよろしくお願いします。メッセージありがとうございました。 (2022年10月11日 23時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
みいまる先生(プロフ) - こんにちは。 初めて主様の作品を読ませていただきました!ぜひ続編も読みたいのでパスワード2を教えてください🙇♀️ (2022年10月11日 13時) (レス) @page50 id: b1e991385d (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンニチハ!先程メッセージ欄見ました! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - 琉衣さん» 琉衣さん、こんにちは。あの、メッセージ欄って見たり書いたりできますか?コメ欄では発行してないの〜! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2019年1月19日 22時