時・20 ページ22
今、私は 自己嫌悪に陥っている。
冷や汗たらりの後悔だらけ…
「ああ!!どうしよう―――!!」
出社して 重大なことに気づいた。
昨日のクレープはいいとしよう… でも マカロンは二日前…
「冷蔵庫には入れてたけど… 」
「クッキーは… 三日前… 」
今頃…
きっと…
「あああ!!私は なんてことを―――!!」
アイドルに なんてものを!!
お腹を壊して 吐いてるかも―――!!
「ああああ!!どうしよう―――!!」
「A、悶えてるところ いいか?」
… へ?
東さん??
「なんですか… 」
人が悩んでるのに…
「客… 」
客??
「どえれいのが来てる… 」
「どえれいって… 来てるじゃなくて『 どえれぇのが来とる 』です、わざわざ名古屋弁使わなくていいですって」
なにが どえれぇのよ、今は こっちのが どえれぇことして…
…
… ん?
「へぇ〜… いい車あるなぁ」
は、はて… ?
私… 視力が、変なのかしら…
「あ、俺たちのこと 内緒でお願いします」
「はい、心得ております」
さらに 異次元な人が…
見えてる気が…
その人が ショールームにある 展示車を興味津々で見つめていた。
そんな異次元の人と目が合った。
「あ、君?太輔のお菓子の子って」
「わ!ワタ!!」
ワタ!?
お、お菓子の子!?私のこと!?
って!!ふ、藤川様!!?
「も〜… せっかくの偽名が… 」
「やっぱり 偽名だったんですか、どおりで… 」
東さんと藤川様、そして… 異次元の人が和気藹々と話し出した。
私は 完全に出遅れ… ぽ〜っと3人を見ていた。
「あの、吉田さん?大丈夫?」
「えっと… 藤川様?」
困ったように 私を見つめてる…
「ごめん、俺 嘘ついてたんだ」
「事務所に迷惑かけたくなくて… 」
そうだったんだ…
「でも、渉がどうしても行きたいって言うから… 」
「嘘つけ、行きたかったの 太輔だろ?」
え?
「なっ!!ワタ!!余計なこと言うな!!」
「初めまして、横尾 渉です」
!!!!!!!
横尾 渉!!
嘘――――!!?
ひぇえええ!!わ、ワタがいる!!
どえれぇことが起こった―――!!
でも、何で!?なんで!?ナンデ―――!?
一体 最近、どうなってるの――!?
驚いていると 私に にっこり笑い、手を差し出した。
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もえぴっぴ。 - こんばんは。是非とも続き読みたいのでパスワード知りたいです!お願いします。 (2022年11月1日 20時) (レス) id: 066065d151 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - みいまる先生さん» みいまる先生さん、こんばんは(*^▽^*) 亀猫と申します。メッセージ欄の方へお返事してありますので確認をよろしくお願いします。メッセージありがとうございました。 (2022年10月11日 23時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
みいまる先生(プロフ) - こんにちは。 初めて主様の作品を読ませていただきました!ぜひ続編も読みたいのでパスワード2を教えてください🙇♀️ (2022年10月11日 13時) (レス) @page50 id: b1e991385d (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンニチハ!先程メッセージ欄見ました! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - 琉衣さん» 琉衣さん、こんにちは。あの、メッセージ欄って見たり書いたりできますか?コメ欄では発行してないの〜! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2019年1月19日 22時