Iris【柿原徹也】

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社長に着いていくととある一室に通され用意されていた椅子に座らされた



向かいに座る社長にドキドキしながら待っているといつもの口調で話し始めた









柿原「レギュラー決まったから、よろしくな〜」

貴方「ちょ、軽くないですか！？」

柿原「だってどうせそういう話だろうなって思ってただろぉ〜？笑」

貴方「そりゃなんとなく思ってたけど！！」









そんなケロッと言わないで下さいよ〜！せっかくの初レギュラーなのに！！
なんかこう、もっと盛り上がるような言い方期待してたのに！









柿原「頑張れよ〜」

貴方「頑張りますけど〜」

柿原「ちなみに俺も一緒だから」

貴方「え！ほんとですか！嬉しい心強い！」

柿原「明後日顔合わせあるから、絶対遅刻すんなよ？笑」

貴方「しません！」









たぶん。
ていうのは冗談です。さすがに新人が遅刻とかありえないもんね
30分前にはいなきゃ！









柿原「顔合わせは11時からだから事務所に10時集合な」

貴方「えっ、一緒に行くんですか？」

柿原「お前が遅刻しないようにな」

貴方「信用無いな〜」

柿原「いいか？10時だぞ、1秒でも遅刻したら解雇な」

貴方「絶対遅刻しません！」

柿原「よろしい笑」









やっとの思いで事務所に入ったのにもう解雇とか笑えない！
目覚まし5個かけとこ









柿原「ところでこの後の予定は？」

貴方「ないですよ…社長みたいに売れっ子じゃないんで…」

柿原「早く1人前になって事務所を引っ張ってってくれよ〜笑」

貴方「もちろんです！拾われたご恩は返していくつもりです！！」

柿原「期待してんぞ〜笑」









そう言って雑に頭を撫でくれる社長にニシシと歯を見せて笑いかけた


私と社長が出会ったのは1年前______________









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