Iris【柿原徹也】

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社長に言われるがまま着いてきたのは…
大きなマンションだった

たっか〜何階まであるのこれ
家賃高そー







貴方「ってどこですかここ」

柿原「内見しにいくぞ」

貴方「え、なんで？社長引越しでもするんですか？」

柿原「俺じゃなくてお前がすんだよ」

貴方「なるほど。………はい？」








全く理解が出来ていない私を置いてマンションの中に入る社長を慌てて追いかけた







貴方「どういうことですか！？」

柿原「俺ここに住んでんの」

貴方「えぇ！？」

柿原「言っただろ、寝坊したら俺の雑用させるって」

貴方「言いましたね！？」

柿原「だからいつでもパシれるように俺の隣に住まわせようかと思って」

貴方「はい〜〜〜！？」







待って言ってる意味がわからない！どういうこと！？

パニクっていると乗っていたエレベーターが目的の階につき部屋の前で不動産屋の人だと思われる女性が待っていた








「こんにちは、本日はよろしくお願いします！」

柿原「急にすみませんでした！」

「いえ、お世話になっている柿原さんのお願いですので。では早速中へどうぞ」







いやどうぞって言われても…

とりあえずドアを開けてもらったからには断れずしぶしぶ中に入った
入って2秒でわかる。絶対高い！







「女性にとっても暮らしやすいお部屋ですよ。気に入って頂けましたか？」

貴方「は、はぁ…」







さすが社長…
社長クラスになるとこんな豪邸に住めるんですね








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