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貴方「ただいま〜」
母「おかえり。ご飯は?」
貴方「社長にご馳走になったからいらない〜」
喉がかわいて冷蔵庫から麦茶を取りだしながら母に返答していると急に興奮し始めた
母「社長さんと!?やだいいじゃな〜い!もしかして付き合ってるの?」
貴方「はあ!?そんな訳ないでょ!」
母「車の音してたけどまさか送ってくれたの?」
貴方「まーね」
母「なら言いなさいよ!お母さん顔出したのに」
貴方「いいって別に」
母「良くないわよ!お世話になってるんだからちゃんとご挨拶しなきゃ」
うるさいな〜
社長の話するといつもこうなんだから
母の言葉を適当に流しているとソファに座ってテレビを見ていた弟が振り返った
弟「そんな事言って母さんが会いたいだけでしょ」
母「そ、そんな事ないわよやあね〜」
貴方「へー、お母さん社長みたいな人タイプなんだ」
母「だってカッコイイじゃない〜?そうだあんた社長と結婚しなさい」
貴方「はあ!?何言ってんの!社長が私の事なんか好きな訳…」
弟「お姉ちゃん?」
貴方「え、あ、いやなんでもない。疲れたからもう寝るね、おやすみ」
不思議そうにしている2人に誤魔化すように自分の部屋に向かった
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部屋に入るなりそのままベッドに倒れこんだ
貴方「はぁ〜…疲れた」
" 社長が私の事なんか好きな訳… "
その言葉を口にした時凄く胸が苦しかった
懐かしいこの感じ…あの時と一緒だ。
" お前みたいな男っぽいやつ好きになるわけないだろ "
好きな男子に言われた言葉。
あの時もさっきみたいに胸が苦しかった
貴方「私…」
社長の事好きなのかな。
…いやいやいや。確かに社長はカッコイイし気さくだし素敵な人だ。けど好きなんかじゃ…
その時社長の顔を思い出して胸がキュンっと鳴った
貴方「無理無理無理!なにこれ!!私が社長を…!?嘘でしょ!?そんな訳ない!!!」
母「うるさい!こんな時間に騒がないの!」
下から聞こえてくる母の声に素直に黙った
お母さんの方がうるさいし。
ってそんなことよりどうしたらいいのこの感情
社長の事を考えるだけで顔が熱くなる。心臓がドキドキする。これは紛れもなく____________
恋だ。
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はっとり(プロフ) - ノーマッドさん» ありがとうございます!シーズン2も頑張ります! (2022年11月27日 21時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
ノーマッド(プロフ) - 面白すぎて一気読みしてしまいました!更新頑張ってください! (2022年11月27日 17時) (レス) id: 2011e54bdd (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - てちさん» てち様、コメントありがとうございます!更新できず申し訳ないです😭今日か明日更新します!約束します!!笑 (2022年11月19日 10時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
てち(プロフ) - こちらの更新も待ってます( ; ; ) (2022年11月19日 8時) (レス) id: 12e64c00e4 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチさん!ありがとうございます!そろそろシーズン2が出来上がるのでもうちょっとだけお待ち頂ければと、、! (2022年10月29日 7時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2021年8月5日 21時