そよ風と名探偵 〜再会〜

第13話　３丁目がない ページ18

小五郎「クソッ！なんなんだこの渋滞は！娘の命がかかってんだ！早く動け！クソッ！」

A「･･･ってわけだから、絶対にミラクルランドから外に出さないでね！エリア外に出れば、IDが即座に爆発してしまうの！もちろん、スーパースネークもだめよ！」


一方、ミラクルランド内では天馬の携帯のスピーカーから灰原、天馬、剣城の３人はAの話を聞いていた

A『あのジェットコースターは途中で海へ大きく飛び出すのが売りなんだからね！ちょっと、あなた達聞いてるの！？』

灰原「えぇ、わかったわ」

天馬「今夜10時までに事件を解かないと先輩も俺達も木っ端微塵になるわけですね」

灰原「ﾌｯ 面白いじゃない」

剣城「え？(面白いって･･･)」

A「面白いって貴女ねぇ･･･」

紫乃「ちょっと、あなた達ー、何してるの？」

ムラ「早くきなよ」

天馬「じゃあ、預けましたよ、俺達の命･･･」

天馬は電話を切ると剣城、灰原と共にスーパースネークの列に並んだ


inレンタカーの中

小五郎「しかし、分かんねぇ。何なんだ？TAKA ３引く８って？」

コナン「これ、３の８とも読めるよね」

A「じゃあ、TAKAは町名ってことね」

コナン「うん。それに、３引く８はマイナス５。イコールを外せば３の８の５になるじゃない？」

雪「あ、あったぞ。高島町」

小五郎「高島町３丁目ってことか！！」

小五郎はしばらく車を走らせた

小五郎「おい、３丁目はどっちだ？」

A「･･･ない」

小五郎「何っ？」

A「ないのよ、高島町３丁目が･･･」

コナン「うん」

小五郎「何だとぉ？ 貸せ！」

小五郎はコナンから地図をひったくると高島町３丁目を探した

小五郎「クソ･･･また１から考え直しか･･･」

雪「そうでもないぞ」

小五郎「ん？」

雪「この辺りって再開発で最近町名が変わったんじゃないのか？」

小五郎「！！ あぁ」

警察官「高島町３の８の５か･･･」

小五郎「この辺、再開発で町名が変わったんでしょうか？」

警察官「みなとみらいになっちゃったからね。３丁目はあったよ。地図はあるかい？」

コナン「はい」

コナン達は警察官に教えてもらった場所に向かった

第14話　変な車と大きな白い鳥→←第12話　人質になった仲間

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す