普通が恋したお嬢様 (ページ20)

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執事b「なべりん、、様、ですか？」

『はい！私のお友達です！』

渡「あ、えっと、渡辺翔太です」

執事b「渡辺様、本日はお嬢様をお守り頂きありがとうございます！」

渡「いや、そんな別に、」

『今日は電車に乗って帰ってきたんです！』

執事b「それはそれは！....随分歩かれたのでは無いですか？本日は早くお休みになってください」

『確かに車よりは疲れましたが、でも楽しかったですよ！なべりんも一緒でしたし！』

え、なんか車来た。

執事c「お嬢様ー！！お帰りなさいませ！！お迎えにあがりました！
さぁ、お乗り下さい！」

え、まじで？ここ門だよ？更に車乗って帰るの？
いや確かにちょっと距離あるけど！家全体見渡せないけど！

『はい、ありがとうございます！
それでは、なべりん！本日はありがとうございました！』

あ、普通なんだ....門から家まで車乗るの普通なんだ....

渡「いや、こちらこそ。ありがとう。楽しかった」

『私もとっても楽しかったです！また"普通"、教えてくださいね！』

渡「おう笑」

『では、おやすみなさい！』

渡「おやすみ」

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こっからだとこっちから帰った方が早いな、よし。

渡「じゃあ、俺も帰ります。おやすみなさい」

執事b「あ、お待ちください！渡辺様をお送りするようにお嬢様に言われておりますので、」

渡「え？いや、大丈夫、、ですよ？」

執事b「渡辺様もお疲れでしょう、お嬢様のお言葉に甘えてください」

ここの執事みんなお嬢様至上主義だ、、

渡「えっと、じゃあ、お願いします」

執事b「かしこまりました！もうすぐ車が到着致しますのでお待ちください」

そして本当にすぐ車が来た。

っていうか....

渡「(運転手付きの車とかタクシー以外乗ったこと無いんだけど.....)」

執事b「僭越ですが私もご同行させて頂きますのでよろしくお願い致します」

渡「あ、はい。ありがとうございます....」

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