普通が恋したお嬢様 (ページ15)

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((ｶﾞﾗｶﾞﾗ

掃除を再開しようとした所で急にドアが開いた

目「あれ？しょっぴーとA先輩？」

渡「めめじゃん！でも今日解放日じゃないよ」

目「あー、借りてた本返すの忘れてたからこっそり戻しちゃおうと思って笑」

『ではお預かりしまっぁあ！！』

((ｶﾞﾀｯ

渡「ちょっ！何回落ちるんだよ！」

『すみません....二度も助けていただき、ありがとうございます....』

目「A先輩さっきも落ちたんですか？笑」

『恥ずかしながら...なべりんが今度カラオケやゲームセンターに遊びに行ってみる？と言ってくれたのが嬉しくて、勢い余ってつい、、』

目「え？でもしょっぴー彼女いるじゃん」

渡「え、あぁいや『そうでした！なべりんには恋人がいらっしゃるんでした！』」

目「じゃあ俺と行こうよA先輩！」

『よろしいんですか！？』

目「俺今彼女いないし最近行ってないなーって思ってた所だから」

は？何こいつ勝手に誘ってんの？

ありえないんだけど

渡「俺もい目「じゃあA先輩、連絡先交換しよ！」はぁ！？」

目「さっきから何しょっぴー笑早く掃除しなよ笑」

『わ、私家族や使用人以外の連絡先を登録するの初めてです！！』

いやなんでこいつが先なんだよ普通俺じゃん

目「登録してあげるから携帯貸し...渡「貸して！」は？」

俺が1番最初に変なあだ名付けられたし、俺が1番最初に一緒に先生に怒られたし、

とにかく俺が最初じゃないとおかしいじゃん！

渡「俺の連絡先入れといたから」

『わぁー！ありがとうございます！』

目「...ちょっと！俺も入れるから！A先輩貸して！」

『はい、お願いします！』

目「じゃあ俺そろそろ帰るね、A先輩また連絡します！」

『はい！お待ちしてますね！お気を付けてお帰りください！』

渡「さっさと帰れ！」

『なべりんあのような言い方はいけませんよ？きちんとお見送りしてあげないと...』

渡「そんな事より、本当に2人で行くの？」

『...そうですね、目黒くんさえ良ければお言葉に甘えさせて頂こうかと！』

無理。そんなの無理なんだけど。

渡「連れてく。俺がこれから連れて行く！」

『え！？今からですか！？』

待ってこいつお嬢様じゃん...門限とかあるよな..

無理じゃん....