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61度 ページ21

「Aどうしてここにいるの!!?」

「大丈夫なのか!!?」

「うん。とりあえずはね。でもエリゴールがクローバの街に向かってるのは変わらないし油断は出来ないよ。」


Aは「ちなみに私思念体」と言ってフワリと笑った。油断は出来ない状態なのに何故か彼女が笑うだけで何とかなってしまう気がした。


「でもとりあえずAが無事で良かったわ!」

「お…おう(俺さっき余計なことベラベラ言ったような…あれは無かった事なのか?良かったような良くなかったような…)」

「とりあえずAのことは安心だな。(ちくしょうナツの野郎ここぞとばかりに…Aがいること分かってたのか!?)」

※違います。


「私はこの魔風壁を壊しに来たの。みんな少し離れられる? 」

「え!?Aこれどうにかできるの!?」

「うん。グレイはシールド造ってくれない?」

「分かった。」


そういうとみんなはAから離れる。そしてグレイが「アイスメイク…盾(シールド)」と言いながらサッとシールドを造った。それを見て満足そうに頷く。


「童話魔法。北風と太陽、北風バージョン!」


そういうとAの周りに魔力の渦ができて光がそれを包む。そしてそれは風に変わりそれが弾けると水色のショートカットの髪をして青のドレスに身を包んだAが現れた。そしてその格好のまま駅の一番高いところへ移動した。


「大鎌鼬!」


するとAの周りから風というよりも覇気に近いものが放たれる。それが魔風壁にぶつかると抉れるような鈍い音をたてて魔風壁が消し飛んだ。


「っ!!」


そしてそれは当然グレイが造る盾も例外ではなく鈍い音をたてたが何とかその場にとどまった。


「おぉ!!スゲェ!!消えた!!」

「さすがAだね!」

「ありがとう!!」

「助かったA。流石だな。グレイもありがとう」

「おう」


ナツとハッピーとルーシィは弾かれたようにAの元へ向かう。エルザとグレイも向かう。Aは薄く笑った。


「私は大丈…」

ヒュンッ


すると急にAの思念体が消えた。一瞬唖然とするみんな。そして理解した瞬間エルザが声を上げる。


「みんな!!Aのところへ急ぐんだ!!」

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設定タグ:フェアリーテイル , 妖精原作沿 , 逆ハー   
作品ジャンル:ファンタジー
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海姫(プロフ) - ウェンディさん» ありがとぉぉぉぉぉおおおおおおございます。私とぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおっても嬉しいです。笑 (2015年12月2日 1時) (レス) id: d87b6866b9 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっても面白いです!完全にハマりました(*^◯^*) (2015年8月13日 17時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» 自分で読んでみて71度のスカイフェレナをスカイローズに直しました!御指摘ありがとうございます! (2014年6月20日 23時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます!ちなみにどこがスカイフェレナになってましたか!? (2014年6月20日 22時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - わかりました!最新がんばってください^^ (2014年6月20日 19時) (レス) id: 5ac51fa3c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海姫 | 作成日時:2013年11月9日 22時

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