43度 ページ1
「はぁ…はぁ…はぁ……。」
「なっさけねえなぁナツさんはよぉ。 」
「ナツ大丈夫?」
ナツは乗り物にダウンしていた。 Aは膝に寝ているナツの顔を除き混み、先程からずっとナツの介抱をしていた。
グレイはそんな光景が面白いわけがなく眉を潜める。
「うっとおしいから別の席行けよ。つーか列車乗るな!!走れ!Aもそんな奴の心配しなくていーんだよ!!」
グレイはそう言ってナツの隣にいたAを自分の方へ引き寄せる。まぁ正しくは膝枕しているため上半身だけグレイのほうに寄せられたのだが。
「まいどの事だけどつらそうね…。」
「まったく……しょうがないな。私の隣に来い。」
「うぷ。俺…Aの膝がいい……。」
「いいから来いと言っているのだ!(Aの膝枕など許せない…!)」
「あ゛い゛…、」
エルザはポンと自分の横の席を叩く。ナツは嫌な予感がしたのか駄々をこねたが最終的にはエルザの視線に耐えられなくなり隣に移動した。
「ごめんねハッピー、私の膝で。」
「Aの膝なら大歓迎です。」
「(くそっ。)」
Aの膝の上で嬉しそうなハッピーをグレイはジトっと睨む。男の嫉妬は醜いなどとよく聞くが、理解と感情は別なのだ。
羨ましいなどと浅ましい嫉妬を持っているとハッピーが顔を上げてグレイを見た。そして。
「ぷっ。」
「っ!!」
グレイを見て鼻で笑った。グレイはあまりのことに唖然。 Aはなにがなんだか分からずクエッションマークを浮かべる。
そしてそんな時エルザはというと、
ボス!!
「!!!」
ナツの腹を殴り、気絶させていた。
「少しは楽になるだろう。」
「「「…」」」
「まぁ…確かに酔ってるよりは楽かもね。」
グレイとルーシィとハッピーは唖然とそれを見ていた。満足げなエルザの顔にAも苦笑するしかなかった。
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海姫(プロフ) - ウェンディさん» ありがとぉぉぉぉぉおおおおおおございます。私とぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおっても嬉しいです。笑 (2015年12月2日 1時) (レス) id: d87b6866b9 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっても面白いです!完全にハマりました(*^◯^*) (2015年8月13日 17時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» 自分で読んでみて71度のスカイフェレナをスカイローズに直しました!御指摘ありがとうございます! (2014年6月20日 23時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます!ちなみにどこがスカイフェレナになってましたか!? (2014年6月20日 22時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - わかりました!最新がんばってください^^ (2014年6月20日 19時) (レス) id: 5ac51fa3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海姫 | 作成日時:2013年11月9日 22時