【カゲプロ】カゲロウ探し【クロハ】 (ページ4)

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朝ご飯ですよ！クロハ様！ページ4

アヤ「おはよっ！２人とも！」

赤いマフラーを首に巻いたアヤノが私達に向かって笑顔で言った。

　「おはよー！」

クロ「……はよ」

？？「おはようございます！みなさん！」

このピンクのワンピースのツインテールの少女はヒヨリちゃん。
アヤノちゃんのお母さんの妹らしい。

…いいなぁ

私には、血の繋がりがある人がいないから……

…まぁ、しんみりしてもしょうがない！！

さぁ、ご飯食べよう！

すると、部屋の奥から…

アザミさんが出てきた。

アザ「おはよう」

　「おはようございます！アザミさん！」

ぺこりと頭を下げながら挨拶をする。

クロ「はよ」

クロハ様はだるそうにしながら挨拶をした。

アザ「む。今日はなんだ？」

アヤ「今日は玉子焼きです！

えいっ！」

アヤノは、フライパンを器用に使い、玉子焼きを巻いた。

ヒヨ「アヤノさんは器用ですね！」

アヤノは、ヒヨリちゃんにそう言われると、照れ笑いを顔に浮かべて、頬をぽりぽりとかきながら「そんなことないよー」と言った。

クロ「いや、そうでもないぞ？」

全-クロ「え？」

ほとんど全員一致で声が揃った。

しかも、皆の目線はクロハ様に行っている。

クロ「だって、かける(アヤノ)は長方形のテスト用紙で鶴折っただろ？」

アヤ「…そ、それは…そうだけど」

　「確かにー…アヤノは器用で羨ましいなー」

私が、テーブルに突っ伏して言うと、ポンと頭に手の感触がした。

その手が、クロハ様の手だと気づくのに、時間はかからなかった。

クロ「お前は勉強が出来るだろ」

クロハ様は、溜め息混じりに言った。

…これだけで、１ヶ月は生きれるな……