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崇裕side
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
はぁ…誰やねん、この忙しいときに。
崇「はーい」
和「あ、こんちは。
おじさん、まーくんいますか？」
お、お、おじさん！？
俺まだ20代やで！？
崇「お…おじさん…か、まーくんって」
流「あ、和くん！いらっしゃい！どしたん？」
流星、知り合い？
でもどう見ても流星より年上やんな？
和「よっ！まーくん迎えに来た」
流「にーに、風邪引いとるからアカンねん」
まーくんってアイツのことかよ…。
和「え、そうなの？
おとーさん！！まーくん風邪だから無理だって！」
大「分かった！ちょっと待ってて！
車止めてくるから！」
和「お父さん来るので中入っててもいいですか？」
崇「うぇ、あ、おん…どうぞ」
和「お邪魔しま〜す！
流星くん、まーくんどこ？」
流「こっち、こっちやで」
お父さん来るなら俺はここで待っとった方がいいか。
大「すいません、息子が急に。
いつも息子の和と潤がお世話になってます」
崇「いえいえ、とんでもないです」
大「うちの和と潤、雅紀くんのことが大好きなので。
学校でもよく彼と一緒にいるみたいで」
崇「そう言ってもらえて嬉しいです」
俺が言うセリフやないけどな？
アイツ、あんな性格でもちゃんと友達おんねや。
なんか意外やわ。
とりあえず和くんのお父さんを中に入れて一緒にお茶。
崇「申し訳ないです。
アイ…雅紀が風邪でお宅の予定を急遽変えることに
なってしまって」
大「気にしないでください。
風邪は仕方ないですよ、しっかり治してもらって
また別の日に遊びに来てください。
あれ？釣りがお好きなんですか？」
崇「あ、はい。よくブラックバス釣りに、何でまた」
大「ここに雑誌があったので。
実は僕も海釣りですけどよくやってまして」
崇「ほんまですか！？
いやぁ！！仲間を見つけられて嬉しいわ！！
今度一緒に行きましょうよ！！」
俺の周りに中っ々釣りしとる人がおらへんから！！
大「いいですね！行きましょ行きましょ！
連絡先聞いていいですか？」
ぜひぜひ！！
大「えーっと崇裕さん？」
崇「あ、名前言ってなかったですね。
改めてまして、中間崇裕です。
呼び方は何でもいいです！」
大「僕は大野智です。大ちゃんって呼んでくれれば」
よっしゃ！！初めて釣り仲間が出来たわ！！
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作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
