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崇裕side 次の日
昨日の夜、ともも淳太もそろって仕事に行かなアカンと
カミングアウトされた俺。
そういうことはもっと前から言ってくれよ〜。
流星はともかくアイツとは仲良くできる自信ないで？
よりによって風邪引いとるし。
とりあえず起こすか…。
崇「おい、起きろや」
雅「ん…ん？たかぁ…？」
ともだったらここで抱っこするやろうけど、俺はせん。
やってコイツ嫌いやもん。
崇「早よしろって、片付かへんやん」
雅「ん」
流星も起こして3人という少ない人数で朝飯。
ちなみに俺の手作りやで。
雅「え〜…またお粥？」
流「りゅうのお魚と変えてあげようか？」
何やねん！せっかく作ったんに。
崇「嫌なら食うな！
流星も余計なこと言わんでよろしい」
雅「食べる…食べるから」
その俺だけに見せる怯えた顔が腹立つねん！
崇「薬、ここ置いとく」
雅「はい…」
ッチ。
雅紀side
何で今日に限ってともくんいないんだよ…。
たかと流星の3人だったら俺しか怒られないから嫌だ。
施設にいたときみたいに居心地悪いし、怖いし…。
お粥だって昨日のがあったからあんな反応しただけ。
崇「流星美味しい？」
流「美味しい！これたかが作ったん？」
崇「せやで〜、ちゃんと味付けできとるやろ〜」
流「おん！！にーに、お粥さんどう？」
確かにこのお粥も美味しい、昨日のとは大違い。
雅「うん、美味しいよ」
崇「…無理して言わんでもええから」
雅「………」
感想言っただけなのに何だよ、その変貌ぶり。
あ〜あ、たか以外なら喜んでくれるんだろうなぁ〜。
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作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
