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智洋side
熱い…熱すぎる。
熱って1日でこんなに急に上がるもん？
雅「ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ」
智「咳も出てきちゃったかぁ。
走るから少し揺れるかもやけど我慢な」
雅紀くんのためにも早よ家に帰らなアカン。
望「ちょっと〜、窓の鍵もドアも開けたまま外に行くて
あまりにも不用心すぎひん？」
智「あ、のんちゃん帰ってたんや。
流星から雅紀くんが座り込んだって聞いてさ」
望「雅紀大丈夫なん？」
智「咳も出てるから…今から病院行くねん」
望「俺も行くわ」
じゃあ淳太と流星には留守番頼むか。
流「ともくん！にーには？」
望「お、流星おかえり。
今から病院行くから留守番よろしく」
流「りゅうも行く！」
智「アカンで。
雅紀くん多分風邪やからうつってまうよ」
流「いいの！連れてって！」
よくないんです。
にーに想いなんはええけど、雅紀くんのことになったら
全く言うことを聞いてくれへんから困ったもんや。
淳「流星、俺らはお留守しような。
流星まで風邪引いたら雅紀くんが悲しんでまうよ」
流「でも………」
淳「雅紀くんが帰って来たら流星が1番におかえりって、
言ってあげればええやん」
流「…でも……ん、そうする」
あんまり納得してへん感じやけど、ごめんな？
in病院
望「あっついな…そういえば雅紀、熱何度？」
智「あ、測るの忘れとった」
家に帰ったら測ろう思ってたんに！
受付で体温計借りますか。
pipipipipi
望「うっわ、39.1」
智「え、そんなにあるん？」
何で…そんな急に。
雅「んん…のんちゃ、寒い…」
望「寒い？まだ熱上がるん？もうやめたって…」
智「俺の上着やけど、はい」
背中さすったら若干震えとる。
39℃もあるのにまだ上がるんはしんどいわ…。
智「雅紀くん、いつからしんどくなったん？」
雅「…帰りの…会から」
しんどくなったのはその時間帯でも熱は帰りの会から急に
上がった訳ちゃうやろうし…。
難しいなぁ。
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作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
