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智洋side
やっぱり昨日の汗で風邪引いてもうたんかな…？
智「大毅〜、雅紀くん熱あるっぽいから診てあげて」
重「このくそ忙しい時間帯に？」
智「頼むわ、学校行きたい言うてるんやから」
重「へいへい…雅紀おいで」
雅「んん〜」
重「下りひんの？じゃあ時間ないからこのままやるよ」
俺の首にかなり力強くしがみつくから下ろせへん。
小さい体のどこにそんな力があんねん。
pipipipi
智「37.2。微熱やけどどう？」
重「う〜ん…。
昨日の汗が原因って一概には言えへんわ。
雅紀が学校に行きたいなら行かせたって。
行けへんストレスで熱が上がる可能性もあるし」
智「分かった。雅紀くん、学校行けるって。
でもしんどくなったら絶対保健室行くんやで？」
雅「うん！ともくんご飯！」
智「ほんまに調子がええんやから笑。
大毅もご飯できとるから来てな」
重「すぐ行く」
あ、ついでに流星も起こしちゃえ。
智「流星のところ行こっか」
雅「行こ行こ！」
in雅紀&流星部屋
雅「流星〜起きて！朝だよ！」
流「…もう朝？まだ寝る…」
この寝起きの悪さは誰に似たんやろうか。
雅「起きないなら俺、置いて行くからね」
流「！！、それはダメ！」
あ、起きた。
こう言ったら飛び起きるんやな、なるほど。
智「ご飯できとるから流星も食べよ」
流「食べる〜…にーに行こ？」
雅「うん、ともくん下ろして」
智「はい」
ふぅ〜、やっと下りてくれた。
朝から腕痛いわ。
雅紀くんはいつまで抱っこなんやろ笑。
望「おはよ、もうみんなの分ついだから早よ食べようや」
智「ありがと！助かる！」
「「「いただきます」」」
照「そういえば近所の人に聞いたんやけど。
ここらで怪しい女がウロチョロしとるみたいやで」
えー……。
淳「うっわ、怖」
重「嫌やわ〜」
照「小学校の近くにもよぉおるから小学生くらいの子を
狙っとるって噂もあんねん」
小学生ってことは雅紀くんも流星も当てはまるやん…。
智「怖いな…2人とも気をつけてな？」
望「2人とも可愛いから絶対狙われるやん」
雅「のんちゃん！可愛いはやめて！」
流「りゅうもカッコいいがええ！
あっくん、カッコいいやったら狙われへんかな？」
照「さぁどうやろ？
でも怪しい人がおったら絶対に逃げるんやで。
これは命を守るためやから、約束守ってな」
雅「うん」
流「分かった！」
心配やなぁ…。
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作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
