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智洋side
今日も朝早よ起きて朝食作り。
俺の気分によって和食か洋食か決まるねん。
今日は……和食やな。
智「うぉ！危なっ…。
雅紀くん、料理中やからさ」
抱きついてくれるのは嬉しいねんけど、
TPOを考えてほしいなぁ。
雅「ともくん…抱っこして？」
可愛い…！首をかしげて上目遣いで可愛いけど…！
智「料理終わったらな」
雅「……今じゃダメ？」
智「ダーメ。今作らんと作り終わらへんから」
ただでさえ人数多いし朝から大食いの人が2人もおるのに
朝から足りひんなんてこと起こしたくない。
でも雅紀くん、何でこんなに甘えん坊なん？
普段と様子がちゃうからちょっと心配。
智「はい終わったよ。
抱っこな、よいしょっと」
雅「ともくん昨日起こしたのに…」
智「え、そうなん？ごめん、全く気づかへんかった。
でも何で俺の部屋に？」
雅「流星がっ…女の人に蹴られてて…。
やめてって言ったのに…」
…昔の家におったときのこと思い出してもうたんか。
どんだけ一緒におっても、完全には忘れへんのかなぁ…。
智「そっか…辛かったな。
ごめんな、起きられへんくて」
雅「ん〜」
智「苦しいって〜。
……ん？雅紀くんなんか熱ない？」
抱っこして気づいたけど、背中が若干湿っとる。
智「ちょ、大毅の所行って熱測ろ」
雅「やだ！学校行くもん！」
智「熱測るだけやって。
なかったら学校行けるんやから」
雅「行かない！あったら学校行けないじゃん！
頭も痛くないし、体もだるくないの！」
智「暴れんといて、落ちてまた痛い目にあうよ」
一昨日も学校に行けてへんけど。
雅紀くん頭ええし何とかなるやろ笑。
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作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
