2 ページ2
雅紀side
雅「行ってきーます」
流「あ！にーに待ってや！りゅうも行ってくる！」
智「流星！忘れ物！」
流「ほんまや！ありがと！」
智「行ってらっしゃい」
朝からバタバタ、バタバタ。毎朝こんな感じ。
朝は起きないし、準備は遅いし、忘れ物はするしで…。
まだ1年生だよ？にーには今後が心配です。
流「にーに今日バスケ？」
雅「うん、そろそろ覚えてよ。
バスケは月曜と木曜だって」
流「やってにーにおらんかったら暇」
雅「帰ったら遊んであげるから」
俺ねバスケクラブに入ったの！！
ともくんが勧めてくれたんだ！友達もできたし！
康「あ、流星やん！おはよ！」
流「こーじ！おはよ！廉は？」
康「寝坊やって、多分走ってくるよ」
流「アホやなぁ」
雅「流星もいつもギリギリでしょ？」
どの口が言ってんだ。
いっつも起こしてもらってるくせに。
流「そんなことないもん！こーじ、行こ！
にーに、バイバイ！」
雅「うん」
in教室
和「おはよ！」
雅「うぉ、びっくりした。おはよ」
和は1年生からずっとクラスが一緒。
潤も去年まで一緒だったんだけど、今年は隣のクラス。
和「今日体育バスケやるんだって」
雅「ほんと！？やったー！」
和「本当にまーくんバスケ好きだよね」
雅「そういう和もすごいゲーム好き…ってかさ、
そろそろそのあだ名変えてよ」
和「何で〜、今までこれだったじゃん」
雅「俺らもう小4よ？まーくんは恥ずかしいって」
和「もう無理。今更変えられないよ」
とまぁ、俺の学校生活は充実してる。
ボールのことで大毅がずっと俺のことを信じてくれて、
それから少しずつ人も信用できるようになってね。
だから大毅には感謝してるんだ。
…イタズラ以外は。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 393人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
