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雅紀side
櫻「えー、明日は参観日です！
いつもの、普段の学校での姿を保護者に見せれる
いい機会なのでね、頑張りましょう。
それと作文、何人かに発表してもらうから。
ちゃんと書いてきてよ？
誰が発表するかは明日先生が決めます！
はい、じゃあ終わりましょう！」
いつもより長い1日が終わって、やっと帰る時間。
保健室にも行かなかったし、しんどかった…。
給食だって残しちゃったって。
頭痛も朝より酷い気がするもん。
帰って寝よっかな、寝たらちょっとは良くなるよね…？
雅「ただいま…」
淳「おかえり。遊ぶ前に宿題せえよ」
雅「分かってるって、うるさいな」
淳「うるさいなやあらへん。約束守らへんのが悪い。
毎回、宿題チェック入れるで？嫌やろ？」
雅「もー！分かってるから！」
しつこいよ！まだ1回だけじゃんか、やらなかったの！
寝ててまた言われるのは嫌だから先にやっとこ。
寝たかったのに…。
でも、作文書いたって明日来ないんでしょ？
だったら書く意味ないと思うんだよね。
あ、そっか…！
来なくても、帰って来て見せればいいのか！！
普通に宿題で書いたって言って、僕って賢い！
雅「1人1人書いたら紙足りないから。
みんなまとめて書こっと。
流星のことはそのまま書けばいいし…」
30分後
雅「よし、できた！これで寝れる」
流「にーに…？」
はぁ、何でいつも来るタイミングが悪いのさ。
しかも昨日嫌いって言ったのに、まだ来るの？
雅「何？僕、今から寝るんだけど」
流「にーに、寝るん？やったら、りゅうも」
雅「昨日嫌いって言ったでしょ？来ないでよ」
流「りゅうは嫌いやないもん…にーにのこと好き」
そんなん知らないし。
雅「はいはい。あっち行って」
流「嫌や…泣、ふぇぇ」
あー！また泣く！泣いたら僕が悪者になるんだから！
ここでともくんが来たら嫌だし…はぁ…。
雅「めんどくさいなぁ、ほらこっちおいで」
流「やった！にーにと寝る！」
雅「今寝て夜に寝れなくなっても知らないから」
流「そん時はまたにーにと寝るからええもん」
何にも分かってない…。
仕方なくってことに気づいてないのかな？
てか近くない？
そんなにくっついたら向き変えられないじゃん。
雅「流星、もうちょっと寄って」
流「何で？」
雅「何でって、狭いからに決まってんじゃん」
流「りゅうは狭くないもん」
…もういいや。多分何言っても伝わらない気がする。
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KK(プロフ) - おーさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけて凄く嬉しいし、これからも頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月17日 21時) (
レス) id: 0ba4385f4b (このIDを非表示/違反報告)
おー - お話大好きです！1話ずつの更新でも読んでたら泣けてきて笑ほんとに続きが楽しみです。これからも主様のペースで頑張ってください！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 5ed6eeac8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK | 作成日時：2022年6月20日 22時
