ルフィの物語１2 【ONEPIECE】 (ページ43)

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ル「ダダン、たまぁに帰ってくる！じゃな」

ダダ「行ってらっしゃい」

彼女は毎日の様にマキノさんの酒屋に行き手伝いと寝る場所と食事付きだった。

ダダンはエースの事もうっとおしがっていた。

ダダ「だいたいエースもとっくに見放してんだ！！どこで野垂れ死んでもいいと思ってんのに憎まれっ子世に憚るとはこの事だ！”鬼の子”だよ！！？万が一政府が嗅ぎつけてみなよ！あたしらどんな目に遭うか！」と酒を飲んでは愚痴っていた。

そこに彼女が帰ってきて、エースの事を聞いて腹が立ちダダンに文句言いに行った。

ル「ダダン、それは違うんじゃねぇのか！！子は親を選べねぇ！！エースはエースだろ！！父親は父親だ！！おれはエースの父ちゃんと母ちゃんに感謝してるぞ！！エースを産んでくれたんだもん！！おれがエースの母ちゃんなら、生まれてきてくれてありがとうって言う！！それが母親であり、父親だろ。おれそんなダダン嫌いだね！！言っていい事と言ったらダメな事の区別ぐらいわかるだろ」

そこに居たエースを目もくれず彼女は走り去った。

それを聞いたエースは驚いた。なんでおれの為なんか怒ったりするんだよ・・・。しかも欲しかった言葉を言うし。ダダンもそうだった。

雨の日も。風の日も。彼女はマキノさんの酒場にいた
ダダンに一方的に文句言って出ていき、エースが自分の事を心から許せるまで付き合いしなかった。

そして3ヶ月を超えた。

ダダン一家が住むコルボ山を北へ抜けるとこんな場所がある。

不要になったものがここに集まる。物もそうだが人間もそう当然無法地帯・・・医者もなく犯罪と病気が蔓延してる

ここは・・・【不確かな物の終着駅(グレイ･ターミナル)】