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いつものように部屋に入って、初日と同じようにテーブルを挟んで座る。
色はどうしましょうか？ご希望はありますか？
と尋ねると
「俺白の普通のやつ持ってないことに気づいたんだよね。
だから一着は白のオーソドックスなやつ。
で、もう一着を相談したくて。」
「そうなんですね、明るい系か暗い系だとどちらがいいですか？
同じ白でもストライプ柄もありますし、全く違う雰囲気だと濃いグレーや黒系がありますよ」
「なるほどな。
白を一着作るなら違うやつにしようかな」
と言うので
「ではダーク系にしてみましょうか。
濃紺のスーツにも合いますし。」と提案する。
「たしかに最近のドラマでも濃い色のシャツよく着てたわ。
あんな感じいいね。
じゃあシンプルにこの黒にしようかな」
と納得している。
うん、よく似合ってた。
と私も心の中で頷く。
では首周りのサイズを確認したいので採寸させて頂いても？と尋ねると
「俺ここに立ってればいい？」
とソファから立ち上がってくれる。
あぁまた採寸だ。
前回彼に言われたことがまざまざと甦る。
今から首周りの採寸という接近戦なのに、私大丈夫だろうか。
どきどき鳴り始めた胸を抑え、彼のいる方へテーブルを回り込む。
彼の真横に立ち、失礼しますと首元にメジャーを伸ばした。
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にこ(プロフ) - risaさん» コメントありがとうございます。更新のペースはゆっくりになるかと思いますが頑張ります！引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです♡ (2021年9月24日 14時) (
レス) id: c73915c859 (このIDを非表示/違反報告)
risa(プロフ) - ドキドキしながら読ませていただきました♡ これからの展開が楽しみです！更新楽しみにしています！ (2021年9月23日 18時) (レス) id: fe924e0240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ
| 作成日時：2021年9月18日 9時
