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麒麟のジャケ写のようだ、との感想が出るほどに実のところ私はSexyZoneを応援していた。
特に誰かに話してはいないので店長もそうとは知らず対応させたのだろう。
ここまで内心どきどきしながらも何事もないかのように接客しているように見せていたが、本当のところ、どきどきどころの騒ぎではない。
お祭り騒ぎだった。
今にでも、実はファンで応援しています、と握手を求めたい衝動に駆られる。
しかし、彼ら芸能人がプライベートでファンと対面したくないだろうことは容易に予想がついた。
キラキラを売りにするアイドルなら尚更、ファンの前だとなると気が抜けないではないか。
彼は特にファンの前ではいつ何時も王子様然としたあの調子なのだから、私がファンですだなんて言った暁には、気を使うであろうことが目に見えた。
大好きな彼をこんなに間近で見られるだけで幸せなのだから、私がセクゾファンであることは内緒にする。仕事を円滑に遂行するためにも。
そう心に決めた。
「紺色の生地、素敵だと思います。では裏地やボタンも決めていきましょうか。」
自分の決心が鈍らないよう、テキパキと仕事を進める。
ソファに戻り、ボタンや裏地のサンプルを見てもらう。
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にこ(プロフ) - risaさん» コメントありがとうございます。更新のペースはゆっくりになるかと思いますが頑張ります！引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです♡ (2021年9月24日 14時) (
レス) id: c73915c859 (このIDを非表示/違反報告)
risa(プロフ) - ドキドキしながら読ませていただきました♡ これからの展開が楽しみです！更新楽しみにしています！ (2021年9月23日 18時) (レス) id: fe924e0240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ
| 作成日時：2021年9月18日 9時
