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『っ！』
紫耀「あれ？君って....」
「どーも」
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紫耀「確か....廉...くん？」
永瀬廉「はい。」
迎えに来てくれた....///
そんなことがとても嬉しくて、
胸の鼓動が早くなったのもつかの間。
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紫耀「前、Cafeに来てくれたよね？」
永瀬廉「そうっすね...」
紫耀「今日は一人？あの、お友達はいないんだ」
永瀬廉「海人はいないっす。一人というか...」
彼は私をチラッと見る。
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紫耀「Aちゃんとはぐれたから、迎えに来たの？」
永瀬廉「.....はい」
二人の間に嫌〜な空気が流れた。
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すると、突然、
隣に座っていた紫耀さんが、
私を引き寄せた。
『え/////』
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紫耀「悪いけど、こんなところにAちゃんを一人にするような廉くんには、Aちゃんを渡せない。」
永瀬廉「え」
『紫耀さん...？//』
紫耀「今にも泣きそうに、一人でベンチに座ってたAちゃんの気持ち......廉くんは分かる？」
永瀬廉「.....」
紫耀「俺は、わかるよ」
永瀬廉「.......」
紫耀「....てことだから。Aちゃんは、俺がちゃんと責任持ってお家まで送るから。」
永瀬廉「え、いや、俺...」
彼が私の腕を掴もうとした
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紫耀「触るな」
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永瀬廉「っ！」
紫耀さんの聞いたことのない
低い声に、私までビクっとなった。
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紫耀「.....またCafeに来てね？」
いつもの優しい紫耀さんに戻る
電車がホームに入ってきて、
私は、紫耀さんに手を引かれ
家とは反対方向の電車に乗った。
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電車が走り出し、ホームを見ると
立ち尽くす彼の姿が見えた。
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『......紫耀さん...？』
隣に座る紫耀さんに話しかけた
紫耀「....Aちゃん...ごめんね...」
『え？なんで紫耀さんが謝るんですか？』
紫耀「......本当は、廉くんと居たかったよね...」
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紫耀さんのその言葉に、
なにも言えなくなった....
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jyn58(プロフ) - おもしろかったです！きゅんきゅんさせてもらってます。続きが気になるのでパスワード教えていただけると嬉しいです。 (2020年6月6日 18時) (
レス) id: 56ac8d7a3f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi(プロフ) - すごくおもしろかったです！パスワードはどこで知れますか？ (2020年6月2日 20時) (レス) id: f9c70534e1 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - 面白かったです！あとパスワードを教えていただきたいです！ (2020年6月1日 0時) (レス) id: 73b86b3004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年4月8日 20時
