Dr. Daiki × Pt. Ryosuke * ページ8
side:Ryosuke
『お疲れ様でした〜』
ぱらぱらとスタッフやカメラマンから挨拶が返ってくるのを聞きながら、急ぎ足で楽屋へ戻る。
涼介「…っ、はぁ…。」
良かった、何とか間に合った…。
メイクで隠しては貰ったけど、今日撮影した写真は相当顔色悪いだろうなぁ…。
思えば昨日の夜から調子はおかしかった。寝る前に何だか胃がムカムカして、ここ数日の食生活を考えても思い当たる節は無くて。
そのまま朝を迎えたら体調は絶不調。何も食べてないのに吐き気がして、水すら喉を通らない。
青白い顔で現場入りした俺を心配したメイクさんが出来る限り血色良くしてくれて、無事に撮影を終えることができた。
早く帰ろう…。そう思って荷物を纏め廊下に出た瞬間、また吐き気が襲ってくる。
涼介「っ…う、っ…げほっ…、！」
危なかった…すぐそこがトイレで良かった。吐き気の波が一旦治まった所で個室を出る。…と。
涼介「えっ…」
大貴「…あれ、山田？…え、てかめっちゃ顔色悪いじゃん、どした？」
何で大ちゃんが…？予想外の事に混乱しつつ、昨日から具合が良くない事を伝えた。
大貴「そっか…。じゃあさっき個室で吐いてたのも？」
涼介「ん…。」
大貴「うーん…このまま1人で帰すの心配だから着いてくよ。丁度さっき取材終わって帰るとこだったし。」
涼介「いいの…？」
せっかく仕事が終わって帰れるところだったのに、俺のせいでオフの時間を潰してしまうのは申し訳ない。
大貴「良いって、どうせ暇だったし。ほらほら、早く車乗ろ！」
断ろうと思ったけど、体調が優れないせいで心まで弱っているのか1人になるのは不安で…
今回は快く着いてきてくれる大ちゃんに甘えることにした。
.
.
大貴「鞄とかここに置いておいていい？あ、コートはこっちに掛けておくね。」
俺の分まで持ってくれた荷物を部屋に運ぶと、「寝てていいから！」と半ば強引にベッドに寝かされる。
涼介「ごめん、せっかく上がってくれたのに飲み物すら出せてなくて…。」
大貴「謝んなって。笑 病人は寝るのが仕事なの。…ちょっとだけ診察していい？」
…良いって言ってないけど。もう準備してるじゃん。
大貴「聴診して、熱測ってあと少し触診するだけだから。ね？」
涼介「…うん…。」
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ふ ゆ(プロフ) - ゆいさん» たくさんの応援コメントありがとうございました〜！とっても励みになりました^ ^移行先でも宜しくお願いします…！ (2020年3月3日 15時) (
レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - みーさん» リクエストありがとうございました！移行先でも宜しくお願いします^ ^ (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - パート2でも楽しいお話を毎日ありがとうございました！リクエストも忠実に答えていただいたり、メンバーの特徴をとらえた描写をされていたり…大好きです！また移行して下さった場合には読ませていただきます！ありがとうございました(*^-^*) (2020年3月2日 22時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 更新ありがとうございます とても良かったです また機会があればリクエストさせていただきます これからも更新頑張ってください (2020年3月2日 20時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます〜！ (2020年3月2日 16時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2019年12月22日 16時
