Dr.じゃんぷ×Pt.じゃんぷ そのに。

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side:Kei


いつもは少食な知念が珍しく沢山食べてて。こんなに美味しそうに食べてくれると連れて来た甲斐があったなぁって笑


デザートが運ばれてくるとキラキラした目で見てる知念。可愛いなー…


こっちのアイスも一口あげると、嬉しそうにスプーンを口に運んだ。…けど、なんか変。


さっきまで美味しそうに食べてたケーキにも手を付けず、辛そうに顔を歪めてて心配になる。


どこか痛いの？って聞いても答えてくれないし…。
…あ、もしかして。


慧「…歯、痛いんじゃないの？」


侑李「ちが…っちょっと滲みただけだもん…泣」


違くないじゃん、笑 やっぱりね。


冷たいもの食べた後にあの反応、無意識なんだろうけど手は頬に持っていってるし。バレバレですよ…。


慧「んー…ちょっと見せて？」


侑李「やだっ…もう痛くないからいい、」


慧「でも治ってないよ？痛いことしないから。ほらあーん、」


ちょっと強引に顎を引いて、テーブルにあった小さなスプーンを舌圧子代わりに視診していく。


…あった、ここか。右の奥歯のところが黒くなってる。大きいのはこれだけかなー…あぁでも左も少し気になる部分がある。


慧「…ん、いいよ。今日はもう遅いし明日にでも治しちゃおっか。」


侑李「えっ…いい、大丈夫…。」


慧「ダメだよ、さっきの感じじゃもう結構痛いんでしょ？治すの遅くなると治療辛くなるの知念だよ。」


侑李「…っやだ、、泣」


慧「んー…誰かもう1人くらい来て貰おっか、ね。その方が安心するでしょ？誰が空いてるかな〜、、」


何とか気を逸らそうと話を続けながら取り敢えずお店を後にして、明日ちゃんと来るように念押ししてから家の前まで送って行って。


逃げられないか心配だな…。補助に付いてくれるメンバーに迎えに行って貰おうかな、笑

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