Dr.じゃんぷ×Pt.じゃんぷ そのに。

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side:Ryosuke.


涼介「…はい、次背中ね。ゆっくり息吸って〜、、」


大ちゃんに抱っこされたまま、何とか聴診はクリア。


涼介「じゃあ今度あーんできる？」


侑李「んーん…」


宏太「お口開けるだけだよ？ほら、あーんって。」


慧「ぺったんするやつ使わないって。いつも出来てるじゃん、すぐ終わるよ？」


完全にぐずぐずモードに入った知念をなんとか診察する為に、それはもうみんな必死。笑


侑李「…っ！」


涼介「お、っと…。よしよし、大丈夫だからな。」


やっと小さく口を開けてくれたところで吐き気が来たらしく、背中が波打ったのを見て素早く膿盆を差し出す。


侑李「うっ…げほっ、はぁ…泣」


慧「…もう出ない？急に気持ち悪くなってびっくりしたね、」


侑李「まだ…泣」


宏太「うん？まだ気持ち悪い？」


侑李「ん…ぐるぐるする…っ泣」


胃に入っているものは多分もう全部出たと思うんだけど、不快感が残っているらしく涙目でそう訴える。


吐き気も治まらないみたいでさっきから嗚咽を繰り返してるし、早く楽にしてあげないとな…。


ぐったりしている知念を預けて、点滴の準備をしに行って戻って来るとその間にも吐いてしまったのか機嫌の悪さもピークに達していた。


侑李「おえっ…はぁ…も、やだぁ…っ泣」


大貴「しんどいなぁ…。」


背中を摩ったり汗を拭いている3人も辛そうな知念を見ているのは堪えるようで、大ちゃんなんて泣きそうな顔をしている。


涼介「ちねん〜、今から気持ち悪いの治すからね、ベッドにごろんしよう？」


侑李「…やだ、、っ泣」


うーん、困ったな…苦笑

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