Dr. BEST × Pt. Ryosuke * ページ11
side:Ryosuke
大貴「うわ、めっちゃ美味そう!」
光「でしょ?この店オススメなんだよね。てか、こんなに集まると思って無かったんだけど笑」
小洒落た料理屋さんの個室に入ると、まず奥に薮ちゃんがいてその隣に光くん、手前には伊野ちゃんと雄也が座っていて笑顔で迎え入れられる。
事の発端としては薮ちゃんと光くん、伊野ちゃんと雄也がそれぞれでロケだったらしく、じゃあということでご飯に行く流れで。
そしてそこに雑誌の撮影が一緒だった俺と大ちゃんも伊野ちゃんの電話で誘われて、気づけばBESTメンバー+俺っていう謎の面子が集まった。
もう既に料理は並んでいて、良い匂いに誘われるようにして俺も席に着いた。
慧「お疲れ〜。ほらほらぁ、2人も飲んじゃいなよ。」
涼介「伊野ちゃんもう酔ってる?笑…じゃ、お言葉に甘えて頂こうかな。」
大貴「ん〜!うっっま!!」
大ちゃんなんかもう食べ始めてるし。笑
こうして少し遅れて参加した食事会は盛り上がって、普段より大分箸も進んだ。
お腹も膨れてきた頃に運ばれてきたのは、出汁の良い香りがする雑炊。
優しい味で凄く美味しい…んだけど、ふと気付いたことがあった。
これ…蟹入ってる?確かアレルギーがあったけど、もう何年も症状は出ていない。…まぁ大丈夫か。
雄也「…どした、美味しくない?」
涼介「ううん、何でもないよ。凄い美味しい。」
雄也「そう?それは良かった。笑」
食べて飲んで騒いで…そろそろ帰ろうかという間際、なんだか全身に痒みを感じてムズムズし始めた。
無意識に腕や首を掻いていると、表面に何かぽつぽつと発疹ができている。
まずいな…やっぱりさっきのかな…?みんなに気付かれる前に帰らないと…。
…と思ったのも束の間。
涼介「ごほっ…はぁ、っ…」
光「…山田?」
だんだん息も苦しくなってきて、呼吸する度にひゅーひゅーと変な音がする。
涼介「ん…げほっ…くるし…っ、」
慧「一回横向こっか、深呼吸するよー。」
一気にその場がバタバタと慌ただしくなって、脈を測られたり服を捲って身体を調べられる。
辛うじて意識ははっきりしてるけど、咳が止まらなくて苦しいしあちこち痒くてたまらない。
宏太「アレルギーで間違いないな。すぐ病院行こう、俺タクシー呼ぶから高木はおぶって山田連れてきて?」
雄也「わかった。…山田ー、ちょっと動くよ。気持ち悪くなったら言ってね。」
涼介「ん…、」
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ふ ゆ(プロフ) - ゆいさん» たくさんの応援コメントありがとうございました〜!とっても励みになりました^ ^移行先でも宜しくお願いします…! (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - みーさん» リクエストありがとうございました!移行先でも宜しくお願いします^ ^ (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - パート2でも楽しいお話を毎日ありがとうございました!リクエストも忠実に答えていただいたり、メンバーの特徴をとらえた描写をされていたり…大好きです!また移行して下さった場合には読ませていただきます!ありがとうございました(*^-^*) (2020年3月2日 22時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 更新ありがとうございます とても良かったです また機会があればリクエストさせていただきます これからも更新頑張ってください (2020年3月2日 20時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます〜! (2020年3月2日 16時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2019年12月22日 16時