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布団の中に入っても眠れない。
落ち着かない。
病院では寝れていたのに
どうしてここでは寝られないんだろ。
真っ暗な部屋が不安になる。
不安で押しつぶされそう。
リビングから漏れる明かりに誘われるようにベッドを出た。
深｢起きたー？｣
｢なんで分かったの？｣
深｢松葉杖コツコツついてたら音でわかるわ！｣
二カッと笑ってるふっかくんがパソコンを開いて作業してた。
……もう23:00過ぎてるのに。
深｢寝れない？｣
｢…うん｣
深｢おいで｣
隣に椅子を引いてくれたふっかくんに甘えて座った。
｢パソコン？｣
深｢んー？おしごと｣
｢お仕事？何してるの？｣
深｢なんだと思う？｣
……なんだろう。
考え込む私にぽそりと聞かない方がいいかもよ？なんて真面目な顔で言うから少し怖くなった。
｢えっと…それは危ないお仕事……ってこと？｣
深｢そうだね｣
ふっかくん、危ないお仕事してるって…
聞いて大丈夫なのかも分からないし、
それでも、
｢そっか…でもふっかくんはふっかくんだもんね｣
深｢…………ぶはっ！ウソウソ！ただの営業マン！｣
｢え…営業マン？｣
深｢毎日色んな会社行って頭下げてるよ｣
え、じゃあ危ない仕事って言うのは嘘？
あ………そっ、か…
深｢あんま騙されんなよ？これでAちゃんが信じやすい人って分かったから｣
｢も〜、もうふっかくんの言うこと信じない！｣
深｢ごめんって！許して？Aさんよしよししてあげるから許して？？ね？｣
ふいってそっぽ向く私に対して楽しそうに顔を覗き込んでくるふっかくん。
絶対反省してない。
｢よしよししてくれるの？｣
深｢お安い御用だわ｣
よーっしゃっしゃしゃしゃしゃっ！！
って言いながら頭をわしゃわしゃするふっかくんから見てる私はたぶん犬。
犬じゃないんだから！って怒ったら
ごめんって笑いながらほっぺぐりぐりって。
この時間が嬉しい。
さっきまで押しつぶされそうな感覚だったのに今では何ともなくなった。
ふっかくんパワーすごいな。
深｢あったかいココアでも作ってあげよっか｣
｢うん！ありがとう｣
ふっかくんがいればなんでも楽しいな。
だからお願い。
ふっかくんは失いたくないの。
どこにも行かないよね？
おねがい、どこにも行かないで。
深｢どうした？｣
｢え、あ、いやなんでもない｣
見すぎてふっかくんから不思議な顔で見られちゃった。
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あいぽよ(プロフ) - このお話大好きすぎて３周目です！！！ (5月11日 22時) (
レス) id: 1e7824982f (このIDを非表示/違反報告)
a - 低評価つけさせていただきました。 (2021年10月4日 11時) (レス) @page50 id: 1bddb6d527 (このIDを非表示/違反報告)
たぁゆぅ(プロフ) - みんとさん» みんと様〜！！だいっすきですよ！！！ありがとうございます♪かなり遅いですがよろしくお願いします(≧▽≦) (2020年12月12日 16時) (レス) id: 226358b0ec (このIDを非表示/違反報告)
みんと - たぁゆぅさん» こちらこそ遅くなりました…あ、あのたぁゆぅさんにだ、大好き、だと！？(すみません情緒不安定です)めっっちゃくちゃ嬉しい！！こちらこそです！続編、楽しみにしています！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年12月10日 18時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
たぁゆぅ(プロフ) - みんとさん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません(><)みんと様お久しぶりです…！！2週目嬉しいです(；＿；)続編の方も完成次第投稿致しますのでよろしくお願いします( ´∀` )いつもありがとうございます！だいすきです(≧▽≦) (2020年11月27日 10時) (レス) id: 226358b0ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぁゆぅ
| 作成日時：2020年4月17日 12時
