もう少しそばにいて season２

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ご飯も美味しかったし、温泉も最高だった。


それから少しだけ元気になれた。






カエ｢足寒そ｣


｢…カエは相変わらずスタイルいいね｣




なんかオシャレな足細くなるストッキング？みたいなやつ履いてるカエの女子力……高い…

着圧なんとかだっけ…






カエ｢……てか、あの人大丈夫かな｣


｢んー？｣




カエの目線の先には翔太くんが壁にもたれるようにうずくまって座ってる姿。




｢翔太くん？…え、翔太くん！？大丈夫！？｣


渡｢………来んな｣





私の顔を見て｢またお前かよ｣って表情を浮かべる翔太くん。



そんな顔真っ赤に苦しそうにして来んなとか言う！？









｢カエ！翔太くん部屋まで運んでくるから先帰ってて！｣


カエ｢え、1人じゃ無理でしょ、樹連れてくるから｣


｢翔太くん大丈夫？｣


渡｢…大丈夫だから…お前は帰れって｣


｢絶対お風呂で逆上せたんでしょ｣


渡｢まじで、お願いだから帰って｣


｢どこかの誰かさんと似ててお節介なんです｣








嫌いって思われても私は好きだから
翔太くんに嫌って言われてもお節介くらいします。


それを聞いた翔太くんは顔をしかめて辛そうに私にもたれかかった。







そのまま翔太くんのカードキーを確認して部屋まで運ぶ。



途中田中さんが手伝ってくれて助かった……。


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