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【 A side 】
特級富士山呪霊と
その戦いは一瞬で勝負が着いた。
五条「誰に言われてここに来た」
そう言い、目隠しを戻しながら 意図も容易く地面に落とした特級の首を踏む五条先生にぶわっと鳥肌が立つ。
『(かっこいい⋯。これが最強⋯)』
五条「はやく言えよ 祓うぞ?言っても祓うけど」
前言撤回。
「オラオラやっちゃうぞ」とどこか楽しそうにぐりぐり踏みつける所をなんとも言えない顔で見る私と悠仁。
『っ!先生あぶ⋯⋯』
危ない、何かの気配を感じて先生にそう言いかけると同時にふわりと花が咲いた。
⋯花?
和らいだ雰囲気に気を取られていると、まるでこの場から私を動かさないようにとあっという間に身体に巻き付いたツタ。
『っ!』
虎杖「先生 俺たちは大丈夫!!ソイツ追って!!
ゴメン嘘!!ヘルプ!!」
容易く悠仁を助けた先生の目線は、一瞬見えた呪霊の逃げた先を見ていたが、視線を私に向け 下から上までじっくり見ると愉しそうに笑った。
五条「このレベルの呪霊が徒党を組んでるのか。楽しくなってきたねぇ。ね、A?」
『⋯油断してスミマセン⋯。先生助けて』
土下座しながらブツブツと喋る悠仁を横目に、未だツタに縛られている私の頬を撫でる先生。
そんな私を他所に、先生から
⋯私は、アレに 勝てるだろうか。
虎杖「はい 先生!!」
五条「はい 悠仁くん!!」
虎杖「交流会って、何?」
五条「⋯⋯言ってなかったっけ?」
『その前にこのツタ外して⋯』
五条「あ」
虎杖「あ」
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あいか - こんにちは。宿夢あんまりいいの無かったので、神小説で嬉しいです。上から目線ですみません…汗毎日読みます! (4月26日 16時) (レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き!!やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー!続き待ってます! (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます!!これからも試行錯誤しながら頑張っていきます!lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ大好きです!!読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ!!恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜!!続き楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです!<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります!#666666がグレーです!話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです! (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年12月28日 14時