【両面宿儺】コイツは俺の女だが？

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【 A side 】






五条「お疲れサマンサー！！

子供は送り届けたよー。今度こそ飯行こうか。」



虎杖「ビフテキ！！」



釘崎「シースー！！」





途端、野薔薇が険しい顔をする。そして「虎杖、私はパーを出す 」と勝負を仕掛けた。


･･･さすが野薔薇。悠仁が単純だってこともう分かってる。


その結果 悠仁がチョキ、野薔薇がグーで、野薔薇が勝った。悠仁は単純だからなぁ。(2回目)





五条「寿司かぁ。銀座のいつもの所でいっか。」



釘崎「ザギンFoo！！」



虎杖「俺 回転寿司がいい。」





そう言った悠仁に向けた野薔薇の顔がすごく般若だった。そう、すごく般若。いつも可愛いのに。


･･･何か言ってたけど、私の頭には野薔薇が「 ケッ！ケッ！ 」と言ってたことしか情報が入ってこなかった。





伏黒「俺もどうせなら美味い方がいい。五条先生の金だし。Aもだよな？」


『え？ うーん、決めるのは今回頑張った2人だからなぁ。2人で決めて？回転でも回転じゃなくても美味しいしね。』





そう言うと、悠仁が " 焼きそば " と " 回転寿司がレジャー " ということを熱弁し始めた。


焼きそばのことはよくわかんなかったけど、回転寿司はレジャーかぁ。確かに一理ある･･･？





虎杖「ていうか釘崎、ド田舎出身って言ってたけど 回転寿司行ったことあんの！？」



釘崎「 ﾄﾞｷｯ!! 」



五条「僕のフェイバリットはスシゴーだが、初めてなら A フェイバリットのリッパ寿司だろうねぇ。」





うんうん、と先生の言葉に頷く。





虎杖「先生とA、分かってんじゃん！」



釘崎「おい まだ行くとは、」



虎杖「釘崎よく聞け･･･。リッパ寿司はなぁ･･･、寿司が新幹線に乗って来るんだ･･･！」



釘崎「！！！」








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虎杖「運転手さん！この子回転寿司が初めてなんだ！国道沿いの駐車場が馬鹿デカいリッパ寿司まで！！」



『･･･もー 悠仁、危ないでしょ？もっとこっち寄って。』



虎杖「んぉ、はーいよ！」



五条「(親子･･･。悠仁羨ましい。)」

伏黒「(まるで親子だな･･･。)」

釘崎「(親子･･･。A可愛い･･･。)」

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