【両面宿儺】コイツは俺の女だが？

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【 A side 】





Googleマップを開いたものの、ピンと来るものがなかったので私の好きな洋菓子を持っていくことにした。





『( “召喚術式・感知” )』





･･･あ、いた。

先生がすごーく目立つからすぐに分かった。





「釘崎野薔薇。喜べ男子、紅一点よ。」





制服･･･女の子･･･ってことは、可愛いあの子が4人目の1年生！


ふむふむ、野薔薇ちゃんか。


2人が自己紹介し終わったところで ゆっくり先生に近付いていって、先生の背中から ひょこっ と顔を出した。





『初めましてー！私は 藤榮A！』





手を振りながら にこっ と笑顔を向けると、驚いたように私を見る野薔薇ちゃん。と、悠仁と恵くん。


先生はわかってたみたいで頬が緩んでた。





釘崎「A、ちゃん･･････。前言撤回、私 環境に恵まれてるじゃない！」





すると、キラキラ した目で ガシッ と私の手を取って " 天使 " だの " 沙織ちゃん " だの言うから私の頭は?(はてな)でいっぱいだった。





釘崎「Aって呼ばせて！私のことは野薔薇でいいわ！」



『！ おっけー！よろしくね野薔薇！』





とりあえず、野薔薇からみた私の第一印象は良かったってことかな。





『あ、そうだ！良かったらこれどうぞ。私の大好きなお菓子なの。』



釘崎「！ これ･･･！」



『ふふ、そう マカロン！嫌いだった？』



釘崎「んーん、大好き！ありがとうA！！」





野薔薇は私が差し出したマカロンが入った紙袋を受け取ると、嬉しそうに抱きかかえる。


気に入ってくれて良かった･･･。





伏黒「これからどっか行くんですか？」



五条「ﾌｯﾌｯﾌ せっかく1年が4人揃ったんだ。しかもその内2人はおのぼりさんときてる。

行くでしょ？東京観光。」





何故かキメながら言った五条先生。そして先生を囲んで喜ぶ悠仁と野薔薇。


2人とも可愛いから私も混ざろう。(都会人)





釘崎「TDL (ﾃﾞｨｽﾞﾆｰﾗﾝﾄﾞ) TDL(ﾃﾞｨｽﾞﾆｰﾗﾝﾄﾞ)行きたい！！」



虎杖「バッカ TDLは千葉だろ！！中華街にしよ先生！！」



『中華街は横浜！神奈川だよ 悠仁！浅草にしましょう先生！やっぱり東京初めてなら浅草食べ歩きがいいと思います！』





先生の服を握ると肩を震わせながら口元を押さえてた。


･･･大丈夫？





五条「んﾞんﾞっ、それでは行き先を発表します。



六 本 木 」

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