【両面宿儺】コイツは俺の女だが？

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【 A side 】






「遅いぞ悟 8分遅刻だ。責める程でもない遅刻をする癖直せと言ったハズだぞ。」



『･･･！』





てくてく と五条先生たちの後ろをついて行くと、夜蛾っちに会わせてくれないと言われたものの、別行動だとか特に言われなかったから会えちゃった。





『夜蛾っちー！お久しぶり！』



夜蛾「！ Aも来てしまったか。」





なんだその言い方！？ と思ったけど頭撫でてくれたから許す。(ちょろい)





五条「あ、A別行動させるの忘れてた。」



夜蛾「Aがいると威厳が保てなくなるとあれほど言ったというのにお前は･･･。」





なんやかんやと(五条先生が夜蛾っちに)言われている間、後ろの呪骸たちを見つけて何となく察する。


面談ってそういうことか。





『悠仁くん、頑張ってね。』



虎杖「！ っおう、ありがとうな！」





にこ と微笑みながら悠仁くんの目の下を撫でると、照れたように鼻の下を指で擦る悠仁くん。


可愛いことするなぁ。顔はかっこいいのに。





『(！ なるほど、これがギャップ萌えか。)』






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【 虎杖side 】





Aが俺の頬を撫でて出ていった後、先生たちを見ると 俺の方を見てたから慌てて頭を下げた。





『虎杖悠仁です！！好みのタイプはジェ･･･、』





A「悠仁くん、頑張ってね。」





不意に 先程Aに言われた言葉と、Aのあの笑顔が脳裏に浮かんだ。


なんでだ？





『えーっと･･･よろしくおなしゃす！！』





なんでAが出てきたのかは分からないけど、Aは可愛い。


雰囲気かな？初めて会った時から すげぇ天使がいる って思った。





(( 宿儺「小僧 Aは俺のものだぞ。」 ))





俺の中で宿儺がそう言ったけど無視した。なんか無性に苛立ったから。


やっぱり なんでかは分かんねぇけど。

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