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第九章〜甦る幼き頃の記憶〜 ページ28

そう言えば、昔一度だけここに来た事があったな。

百合「それにしても、懐かしいな」

百合は辺りに視線を巡らせた。
数十年間来てないだけでこれほど変わるのか。
昔とは、大違いだ。

百合「そう言えば初めてここに来た理由はとてもくだらない理由だったな」

と、百合は昔の頃の事を思い出しながなら青い空に手をかざす。
あの時ここにきた時もこんな晴天だったけ。

_______それはまだ、百合が五歳の時の事。







チビ百合『父上なんか!…父上なんかもう知らない!」

父『百合!待ちなさい!百合‼︎』

百合は只今、父親と喧嘩中。
原因は、百合の部屋に父が勝手に入って来た。
ただそれだけ。

バタッ!

勢いよくドアをしめた大きな音に、みんなはビクッとする。
その光景を青い顔でオロオロしていた雪が少し冷めた様子で言った。

雪『どうするのですか?父上様』

いつもとは違う雪の様子に気付いた父は慌てた様子で命令した。

父『みな、俺に続け!』

雪以外の者たちはやっと今の状況を掴みはい!と揃って返事をした。

バタ

百合が閉めた時よりかは、ほんの少し小さめの音でドアは閉まった。

雪『まったく…あの人は百合様の事もなるとダメなんだから』

まぁ、百合様も百合様でいけないんだけど。
でも二人とも口ではああ言っているけどお互いを、とても信頼し合っている。

雪『まったく、あの親子ときたら。どこまで不器用何ですか?』

だからほっとけないんですよ。
そう小さく呟いた雪は。

雪『さて、父上様に色々と仕事任されたしあの人たちが帰って来る前にパパッと終わらせますか!』

一言、気合の言葉を入れて雪はまたセカセカと忙しそうに働き始めた。



【次回迷子?】

____________________________________

ヤッタァ!中間テストおわりました!やっと、地獄の時間から抜け出す事ができました。
と、いう事でまた更新できま〜す。
それで、皆さんにお聞したいんですが、夢主ちゃんのお父さんの名前をそろそろ決めようかなと思いまして。
そこで!皆さんに父上の名前を考えていただきたいのです!
自分的に希望するのはかっこいい名前で和風感が入ってる名前ですね。
こんなのはどう?って言うのがありましたら是非!コメント欄の方へお書きください!
是非、お書きください。
お願いいたします。m(_ _)m

第九章〜迷子?〜→←第八章〜屈辱〜



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作者名:如月輝夜 | 作成日時:2016年9月16日 21時

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