緑の名家 ~賢者の石 1~

ハロウィン事件 ページ41

あれから一ヶ月近く経った


今日はハロウィンだ


城の至る所がハロウィン仕様になっていて可愛いところもあるが少し不気味なところもある


Aたちがその日の授業を終え、夕食を楽しんでいた時だった


バンッッ！！！！



そう大きな音を立てて慌てた様子でいつもの蒼白い顔が更に青白くなったクィレル先生が入ってきた


『どうしたんだろう？』

ﾄﾞﾗｺ「さあな。なんかあったのか？」


そう言った時静かになっている大広間にクィレル先生のヘロヘロした声が響き渡った


ｸｨﾚﾙ「ト、トロールがああ、
地下室に侵入しました事をお知らせいたしますぅぅ…」そう言いバタリと倒れた

その瞬間、うわああああああという生徒の叫び声でいっぱいだ



Aは、トロールってこの学校に入れるの？と不思議に思いながら隣で叫んでいるドラコの顔を見ていた

(彼女はあまりにもうるさかったので手で耳を塞いでいた)


すると、校長先生が大きな声で
ﾀﾞﾝ「静まれえええええええ！！！！！」



そういうとまた静けさに包み込まれた



ﾀﾞﾝ「監督生は寮生を連れて自分の寮に戻ること」

そういうと一斉に自分の寮にみんなが向かい出した



Aもみんなについていこうと必死だった


すると隣から声をかけられる

？「A！ちょっと僕たちについてきて欲しいんだ…」


そういって手を引かれる


『え？！ハリー、ロンどこに行くの？！』



ﾊﾘｰ「実は、ハーマイオニーがこの事を知らなくて地下の女子トイレに居るんだ」



『え、大変よ！それは急がないt…あ、あれ…』


Aたちが行こうとした方向の突き当たりの壁にでっかい怪物のような影が見えた


するとハリーが手を引いて物陰に隠してくれた



『ありがとう…
まずいわ…女子トイレの方に行ったわ！』
Aがそう言うと3人で顔を見合わせ

全速力で女子トイレの方に駆け出した

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