君とはもういられない。(悲恋オリジナル)

11□なんで ページ11

それからしばらくたったある日。

事件は起きた。


A「あぁ…学校に財布忘れるなんて……(汗；」


廊下を１人歩いていた私。
しばらく行くと(人2)が見えた。

A「…!!((ゆっくり行って驚かしてやろう★」

そーっと教室の前に立っている(人2)に近づいた。

A「………わっ!!!」

ﾋﾞｯｸｩ!!

(人2)「うわぁ!?A!?」

驚いているのか顔が真っ青だった。

A「驚きすぎ(笑」
(人2)「……A早く出よう。」

(人2)が何かを隠すように私を外へ誘う……

怪しいな…

A「あ。財布取るから待って!!」

何を隠しているのか気になったから(人2)の視線の先を見た。

…すると………


A「……嘘………」

ガクッと体を落とした。
ていうか落ちた。

私達が見たのは
(人1)と…


……愛華ちゃん。

２人は幸せそうに抱き合っていた。
…幸せそうに……。


A「…なんで…？」

(人1)は私の…
私の彼氏でしょ…？

なんで…
なんで愛華ちゃんと…

(人2)「…A………。」

泣くしかなかった。
嘆くしかなかった。


(人2)は泣き崩れた私をずっと見守ってくれるばかりだった。

悲しいような
険しいような顔をしながら…


ありがとう(人2)…

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