Secret10 ページ10
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望「昨日、彼女の家に泊まったんやけど
俺さぁ、彼女の携帯のアラーム勝手に止めてもうた」
うん、知ってる
『どうしてでしょう』
望「だって、うるさかってん。
俺、あと10分は寝てたかったんに」
嘘つけ。あなただって7時にセットしてました。
私、見てました。あなたのすぐ隣で。
『それは、彼女さんが悪いですよ』
あれ、悪役って結局私かよ。
悪役にしてるのも私かよ。
望「んー……怒ってると思う?」
子犬のような目で訴えてくる。
眩しい…眩しいよ、小瀧さん…
『彼女さんも、長く眠れて良かったんじゃないですか?
別の時計を、ある程度の時間になったら鳴るようにセットしておいてあげれば、尚更良いと思います』
一瞬驚いた顔をしたけど、すぐに笑顔になって
鏡越しに目が合った。
望「そんな高度な技、俺に出来るんかなー?笑」
『出来ますよ、小瀧くんなら。
彼女さん、全部私のためにやってくれたんだ
って、良いふうに解釈しちゃうと思います』
望「わかった。次はそうするわ」
丁度セットも終わり、望が席を立つ。
望「Aさん、天才やわ。
また、恋愛相談のってな」
『私で良ければ』
こんな恋愛相談も、悪くない。
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流「なんか、雰囲気ええな、二人((ボソッ」
綾「なんか言ったー?」
流「んー?なんもー」
重岡くんのセットの準備で頭がいっぱいで、
藤井くんの視線に気がつくことが出来なかった。
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紫春(プロフ) - 赤ずきんさん» ネタバレは向こうには書けませんなぁ笑 えー!?離れ離れ泣 楽しみなのかわからん笑 ま、2人が再び結ばれることを願って読むわ! (2019年2月17日 18時) (レス) id: 327f752d38 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 紫春さん» 紫春だけだよ!笑 あっちにもコメントありがとう!!どんどん離れ離れになる重岡くんとヒロインちゃんをお楽しみください。笑笑 (2019年2月17日 17時) (レス) id: 4607eaa8cb (このIDを非表示/違反報告)
紫春(プロフ) - 赤ずきんさん» えー!?そういうことだったのね笑お疲れ!!わたしだけネタバレされた??笑読者さんは知らんよね??まぁ、私はネタバレ自分からしちゃうタイプだからいいよ!!!まだ読んでない!これから読むからちょい待ちね!!こた専もこうしんされてるぅぅぅ!← (2019年2月17日 16時) (レス) id: 327f752d38 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 紫春さん» なんと、下書きしたノートが見つからなかったという……。めちゃくちゃ遅れちゃったごめんっ!!バンバン更新するから、待ってろ〜〜!笑笑 てか、もう付き合ってる設定…一応同期だから許して!しかも1回別れるし!(ネタバレ) (2019年2月17日 15時) (レス) id: 4607eaa8cb (このIDを非表示/違反報告)
紫春 - 赤ずきんさん» あん!しはるです!しげのやつ更新してるのかなぁ私はまだ見れずにいます寝る前に絶対みるからね! (2019年2月17日 0時) (レス) id: 95b08dbf3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤ずきん | 作成日時:2018年3月28日 2時