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緑side



お風呂から上がって、


お肌のケアとか髪のケアとか色々して、



ちょっと遅なってもうた。




もうしげも寝たやろうし、


はまちゃんに申し訳ないなーと思ってたら、



ドアの向こうから2人の話し声が。




俺が入ると、


眠くないねんて…と助けて欲しそうな目でこちらを見てくるはまちゃん。



だからお風呂に行くように促した。




さて、俺はこの眠れないぽかぽかさんの相手。



 「しーげ、結構お熱あるよ?

  起きてるのしんどいやろ?」



赤「んーんっ、まだ、寝ないよ?」



寝れるようにお腹辺りをトントンと叩くと、


それを止めるように手を握られた。



 「どうしたん、寝るのいや?」


赤「いや、じゃない…けど…」



上がるとこまで熱上がって、


ちょっと楽なって寝られへんのかな?



とも思ったけど、


 「しげ、おめめ眠そうやでー?」



さっきよりも確実にトロンとしてきた目。



赤「んーん、ねむくないよ…?」


 「ほら、寝よ?

  俺も一緒に寝るわ、な?」


しげの隣に横になって、


俺は膝ついて、


またお腹辺りをトントンする。



赤「んぅ、かみちゃ…」



絶対眠たいやんか。



なんで頑固に眠くない言うてたん…。




赤「ぎゅ…て、していい…?」



 「ん、ええよ。おいで。」




俺に抱きついてきたしげは、


熱があるときの独特な香りがする。



ぽかぽかしてて、俺も眠たくなる。



しばらくして聞こえてきた規則正しい呼吸に安心して、俺も眠りに落ちたみたい。





朝起きたらはまちゃんが、



紫「よう起こさんかったわぁ。」



って。




でもありがとう。とコーヒーを淹れてくれた。

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まゆ(プロフ) - らいおんさん» ありがとうございます!長くかかっちゃいましたが、無事終えることができました^_^是非よろしくお願い致します! (2021年2月23日 1時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
らいおん(プロフ) - 完結おめでとうございます!メンバーみんな優しくてしげちゃんが羨ましくなっちゃいました(ハート)こんなお兄ちゃんが欲しいっ!笑 続編も楽しみにしています^_^ (2021年2月22日 22時) (レス) id: d8e1e854ec (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!最後まで頑張りますのでお付き合い頂けると幸いです!! (2021年2月21日 9時) (レス) id: 9920829a83 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 今日この作品と出会いました!すごく面白いです!作者さんのペースで更新頑張ってください!これからも楽しみにしていますね!! (2021年2月16日 20時) (レス) id: 0120ebfb1e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - らいおんさん» はじめまして。コメントありがとうございます!感想を頂けてとても嬉しいです!私も自分でニヨニヨしながら書いてます笑 引き続き頑張りますので是非お付き合いください!! (2021年2月7日 0時) (レス) id: 9920829a83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆ | 作成日時:2020年8月10日 0時

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