ONE to SEVEN

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黄side




ﾋﾟｺﾝ



音と同時にスマホの画面が光る。




もう遅いのに、こんな時間に誰やろ。






紫『しげちゃん、39度ほど熱出してます。

　 明日の仕事はお休みかなあ…』





グループへのメッセージ。



やっぱり、あかんかったか。







最近ずっと、調子悪そうやったもんなあ。




この前の返信も、めっちゃ素っ気なくて





ちょっと心配してた。





みんなから心配の返信が届く中、





紫『明後日の7人での仕事は、保留で。』








結構酷いんやなあ。




心配してても、今はなんも出来へんしな





って思って寝る準備を始めたとき。








電話が鳴った。





　「もしもし？どしたん？」


紫「あ、淳太。ごめんな遅くに。」


　「大丈夫やで、しげどう？」


紫「うーん、結構しんどそう。」


　「熱高いみたいやしなあ。」


紫「うん、それもやねんけど…」





はまちゃんは、しげが精神的にも


疲れてしまっていることを教えてくれた。





　「それは、ちょっと時間かかりそうやね。

　 みんなで支えてあげないと。」




紫「そうやねん、淳太、明日の午後休み？」



　「あー、俺仕事やな…」



紫「そっか、ありがとう。」



　「はまちゃんも仕事？」


紫「そうやねん、誰か交代で来てほしいねんけど。」




　「照史に連絡しよか？多分休みやったと思う。」


紫「じゃあ、お願いするわ…」





はまちゃんとの電話を終えて、照史に連絡する。








橙『じゃ、明日昼ごろしげん家いくわ！』



話が早くて助かる。





とりあえず、はまちゃんと照史に任せて



俺は仕事頑張ろう。

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