ONE to SEVEN

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紫side



今日は俺が一番乗りや！


なんでかというと、



マネージャーの都合や！！笑



1人やったら楽屋も静かで、


暇やねえ。



そういえば、しげはあれから大丈夫なんやろか。


一昨日は照史も心配しとったし、


昨日淳太も、疲れてるみたいや言うとった。


心配や〜。



黄「おはよう」


　「おっ、おはようさん」



やっと話す相手来た。


嬉しいなあ。


黄「なあはまちゃん」


　「ん？」


黄「昨日夜、しげにメッセージ送ってん。」


　「おう。どうしてん？」


黄「いやあ、返事が来ないんよ。」


　「寝とったんちゃうの？」


黄「でも、朝見たら返さん？」


　「ん〜確かに。

　 しげ無視とかあんませえへんよなあ。」


黄「そうやねん。

　 なんか一昨日からのしげの様子見てるから

　 余計に心配なって。」


　「そやなあ。

　 ちょっと気になるね。」




ガチャ


黄「あ、しげおはよう。」



噂をすればってやつなん？


タイミングが良いのか悪いのか、本人の登場や。



赤「おはよう。

　 はまちゃんも、今日早いんやね。」


　「あ、うん。

　 マネージャーの都合でな。」



そっか、と言って荷物を置くしげ。


今日はテンションが低めなご様子。


淳太もちょっと驚いた顔してる。



黄「しげ、昨日夜メッセージ送ってんけど、

　 寝てた？」


赤「あ、ほんまやごめん淳太あ

　 昨日めっちゃはよ寝てもうてん笑」



笑いながら携帯確認してるけど、


これはもう体調崩したの確定なのでは…？


と思わせるほどのしげの動きはゆっくり。



多分淳太も分かっとる。


自分から言わせようとしてるのか、



黄「朝なっても返事ないなんて珍しいなって。

　 今日一回も携帯見んかったん？」


赤「あー…

　 ずっと充電繋いでて、ごめんな。」



自分の不調に気づかれたくないしげは、


探ってくる淳太にちょっとイライラ。


嫌やなあこの空気。



そんな空気を変えたんはしげ。


赤「はまちゃん！淳太が怒っとる！

　 ほんまに気づいてへんかっただけやのに〜」


って文句を言いながら俺の隣に座った。


黄「別に怒ってへんやん！」



始まった、いつもの笑


来たときよりもテンションが上がって来てるしげちゃん。




もう、無理してるんとちゃうやろねえ…


心配やで。

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