＃８「やべえ」 ページ9
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「やべえ」
ゼエゼエ息を整え、女子トイレにこもってるなう。
殺されるわ、今戻ったら。
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…え、まって？
ここで戻らない→秘書やらなくて済む！！
そっか！その手があったな！！
「そうと決まれば部署にもどり〜…」
『やっと出てきた』
「女子トイレの前で出待ちですか〜誰を…ってひゃああああああ！！社長の変態！！」
『あっこら中年走らせんな！！！』(彼はピチピチの二十代)
ヒールで走るのはきつい。
分かってるけど、逃げたないといけないって本能が言ってる。
食堂についた。
一階だし…大丈夫かな。
周りを見渡して、安全地帯なのを確認し、そっと腰を下ろす。
「はあ…ここまできたらいいよね」
『みーっけ』
「まじで無理まじでもう無理いいいいいい！！！」
『おっと、逃がさないよ』
手を掴まれる。
逃げられない。
「なんで追いかけてきてんの…」
諦めて抵抗をやめる。
『だってお前顔だけはいいじゃん。この会社の中で１番の美女かな』
「あ、ありがとうございます〜、んじゃ。」
ちょっとごまかしてそそくさと帰ろうとすると
『だーかーら、逃がさないってば』
引っ張られて、社長の腕の中におさまってしまう。
社長、顔だけいいから…ちょっとときめく。
『ほら、抵抗してみな』
「んっ」
耳元でささやかれて、少し変な気持ちになった。
「ほんとにやめて…まじで鳥肌えぐい」
『え酷くない？』
少しショックを受けている様子の社長。
「ちょっと…歩きながら話しませんか？」
『ん、いーよ』
食堂から三階の部署までは長い距離がある。
そこまでの間、話をすることにした。
「名前、なんて言うんですか」
『田中樹。ここの社長。お前は？』
「鈴木A。デザイン部に所属してます。」
自己紹介も終わり、くだらない話が続いた。
三階に上がった時に、見覚えのある姿が通った。
「ふっか！」
深澤「おう、…社長、お疲れ様です」
『ん。おつかれ』
ふっかは少し、気まずそう。
社長はちょっと…ん、睨んでる？
「あ、ふっか！今日も宅飲み決定ね！！家行くからって一緒に帰ってるけど」
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ぽむりんこむ - yukina♪さん» 私と歳もあまり変わらないですね、自己ベスト出せましたか？ (2019年10月8日 20時) (
レス) id: 6385c24a4a (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - 明日陸上本番なんですよ!出来れば自己ベスト出せるように頑張ってきます! 作品楽しみにしてます♪ (2019年10月2日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - I LOVE sixTONESさん» 作品のシリーズ一覧で飛べます (2019年9月20日 20時) (レス) id: 50ff4b13a1 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - ぽむりんこむさんへ 小説移行できません!! 確認してみて下さい。 あと、応援してます！ (2019年9月18日 15時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - はい!応援してます! (2019年9月15日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年8月6日 19時
