＃３０「お風呂事件」 ページ31
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「ぅあー気持ちいい」
湯船に浸かりながら、今日のことを思い出す。
キス。キス。キス。
「もーーーーーーーーーーーーー！！無理いいい！」
ばしゃあっと勢いよく湯船に顔までいれる。
顔を上げて、ため息ひとつつく。
「はあ…刺激が…強すぎて…」
恋愛初心者のわたしには、しょっぱなから刺激が強すぎる。
やっぱ樹って、女の人としてたのかな。こんなこと。
…じゃあ高校の時の話はほんとでも、ずっと思ってたって嘘じゃん。
嘘ついてるやん。え？嘘つき。
「…浮かれてばっかみたい」
ぱしゃっと湯船のお湯を顔にかけて、リフレッシュ。
…してたら、ドタドタ音が聞こえてきた
え、なに。泥棒？
あ、樹がきてるんだった。じゃあ何してるんだろ？
ドタドタ音はこっちに向かってきている気が…する。
『Aーーーーーーー！！』
「なっなに！」
驚いて声を上げると、樹はためらいもなくお風呂のドアを開けた。
「…は？」
どういうこと。
どうしてドアを開けている？ん？
『あれっ、ゴキブリ出たとかじゃないの？』
コンタクトをつけてなくて裸眼だからあまり見てなかったけど、
よく見たら…おなべ？おたま？何もってんだ。
「出てないし…」
『あ、そう？よかったぁ。』
なんか、樹…ホワホワしてる？甘々な感じが、する。
「ねえ、樹外出た？」
『んー、さっきコンビニ行った』
「はあ！？バカじゃないの、風邪ひくよ！？風呂入って早く！」
『へっ、ちょっ…』
わたしは樹が風邪をひかないように、お風呂に入らせることにした。
湯船から勢いよく立ち上がり、樹の上の服を脱がせる
「はやく、下も脱いで！あ…わたしがいたら脱ぎにくい？」
『じゃなくて…A…服、』
「え？」
あ
わたし、お風呂はいってたんだった。
.
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って
「ご、ごめんんんんんんんんんんん！！」
見苦しい裸を見せてしまって申し訳ない！！
しかもアレ中なのに！終わりかけでよかったわ！垂れなくて！
ささっとタオルを持ってお風呂を出ようとすると
『おれ、そんなん見たら耐えられないよ？』
樹が手を掴んできた。
「バカ！はやくお風呂入ってあったまって！！」
誤魔化して、わたしはお風呂を出た。
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ぽむりんこむ - yukina♪さん» 私と歳もあまり変わらないですね、自己ベスト出せましたか？ (2019年10月8日 20時) (
レス) id: 6385c24a4a (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - 明日陸上本番なんですよ!出来れば自己ベスト出せるように頑張ってきます! 作品楽しみにしてます♪ (2019年10月2日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - I LOVE sixTONESさん» 作品のシリーズ一覧で飛べます (2019年9月20日 20時) (レス) id: 50ff4b13a1 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - ぽむりんこむさんへ 小説移行できません!! 確認してみて下さい。 あと、応援してます！ (2019年9月18日 15時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - はい!応援してます! (2019年9月15日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年8月6日 19時
