#3「社長秘書候補」 ページ4
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わたしが選ばれたことから、百合さんはわたしに冷たくなった。
まあ、前からだけどね。
もーっと嫌味言われるようになった。
「資料、終わりました。」
岩本「おう、早いな。」
上司の岩本さん。
コワモテの顔は笑うと目尻が垂れ下がる。かわいい。
そのギャップで女性社員から密かにモテている。
「百合さんに文句言われたくないもんで。」
岩本「はは、そうだなぁ」
ほらまた。
この笑顔は国宝級だよ。
岩本さんと話しが終わると、私の定時がもうちょっと過ぎていた。
ちょうど仕事も終わったし、帰ろうと準備をする。
「んじゃ、お先に失礼しまーす」
有野「明日のためにお化粧の準備とか美容院とか行くの?これから何すんのぉ?」
にやにや嫌味ったらしいことを言う百合さん。
「…んー、別にわたしなりたくてなったわけじゃないんで。
秘書になるつもりなんてないんで、準備なんてしませんよ!」
百合さんの方を見ると、無視して仕事に取り組んでいた。
はぁ、嫌なこと言われたり図星つかれると無視すんだから。
がちゃっとドアを開けるとそこには阿部くんがいた。
「阿部亮平くん!」
阿部「なんでフルネーム?」
可笑しそうに笑う阿部ちゃん。んーかわい!!
阿部「あ、そうだ。秘書候補だれになったの?」
「えーと、百合さんが2人を1人にしてほしい!って懇願して〜」
阿部「えっ有野さんなの?」
「その懇願のおかげで1人にできたけど候補はわたしだよ」
阿部「やっぱりね。」
「えー、予想してたの!」
阿部「まあそりゃ可愛いし?」
深澤「口説くな」
ふっかさんが横からにゅっと出てくる。
深澤「ほーら、帰るよ」
「へっ、じゃあ阿部ちゃんまたねーーー!」
阿部「声でか。…そゆとこがかわいんだって」
え、なに聞こえなかったけど…
まあ、明日聞けばいっか!そうだよ!帰ろー!
「コンビニ寄ってねふっか!!」
深澤「ったりまえだ、酒がないと無理だわ!」
ふっかさんとは毎日のように家飲みしてる。
ふっかの家で!
でもわたしの家と隣同士なんだ。どっちにしろ一緒って感じ?
全速力で自転車にけつ。(⚠よいこは真似するな!)
コンビニまでひとっ走りだああああ!
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ぽむりんこむ - yukina♪さん» 私と歳もあまり変わらないですね、自己ベスト出せましたか? (2019年10月8日 20時) (レス) id: 6385c24a4a (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - 明日陸上本番なんですよ!出来れば自己ベスト出せるように頑張ってきます! 作品楽しみにしてます♪ (2019年10月2日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - I LOVE sixTONESさん» 作品のシリーズ一覧で飛べます (2019年9月20日 20時) (レス) id: 50ff4b13a1 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - ぽむりんこむさんへ 小説移行できません!! 確認してみて下さい。 あと、応援してます! (2019年9月18日 15時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - はい!応援してます! (2019年9月15日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむりんこむ | 作成日時:2019年8月6日 19時