＃２６「おんなのこの日って憂鬱�◆� ページ27
.
『ね、何がバレたらやばいの？』
「え、っとこれは…その…」
ふっかにおんぶされながらも社長の態とらしい笑みに答える。
…どうしよう。
『ふっかあ？クビにしよっかぁ？』
深澤「前も言いましたよね？」
あそこは２人でばちばちしてるし…
なんて説明したらいんだろ。信じてくれるかな…
『おい、A降りろ』
低い声で言われてわたしは引きずり降ろされる。
「っっいっっ！」
乱暴にされたので、お腹を床に打ち付けてしまった。
さっきまで痛くなかったのに、急に締め付けられる痛みがでてくる。
その痛みとともない、打ち付けられた痛みがすっっごい。
やばい、いたい。
死ぬかもしれない、って思うほどすっごい痛み。
しかも、急に打ち付けられたことによって息がしづらい。
やばい
「…はっ…あ、はぁっっ」
『何してんの、行くぞ』
そんなことに気づいてくれない社長。
いたい
痛い
呼吸がうまくできない。過呼吸みたいになってる。
と、その異変に気付いてくれたのはふっかだった。
深澤「バカ社長、どけ」
『はっ？おまえ、ちょっ』
そしてわたしのもとに駆け寄り、背中をさすった。
深澤「過呼吸みたいになってんな。俺と一緒に息を吸って入ってして」
すーはーすーはー
ふっかと合わせて呼吸をしてると、だんだん普通に呼吸ができるようになった。
深澤「うん、うん、その調子。」
『…どういうこと』
ふっかとわたしのやり取りで、社長は何も追いつけなかったらしい。
社長はちょっと、動揺？焦ってる？顔してる。
深澤「お前さ…なんもこいつのことわかってねーのな」
「ふっか、…やめ」
『どういうことだよ！』
私のか弱い声なんて無視して言い争いが始まった。
深澤「こいつ今日、女の子の日なんだよ。
まだ痛いみたいで俺が薬持ってるし、しかも家隣だから送ってくつもりでおんぶしてたんだ。
けどお前は何にもわかってない。
そんな弱ったAを下ろしてお腹打たせて過呼吸にさせて…今のはちょっと論外だよ」
『…っ』
ふっかにきつく言い放たれて、社長はちょっと縮こまったように見えた。
深澤「いくよ、」
ふっかがそういうと、
『…俺がAを送る。』
と社長が私の肩を抱いた。
.
＃２７「おんなのこの日って憂鬱��」→←＃２５「おんなのこの日って憂鬱」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1295人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽむりんこむ - yukina♪さん» 私と歳もあまり変わらないですね、自己ベスト出せましたか？ (2019年10月8日 20時) (
レス) id: 6385c24a4a (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - 明日陸上本番なんですよ!出来れば自己ベスト出せるように頑張ってきます! 作品楽しみにしてます♪ (2019年10月2日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - I LOVE sixTONESさん» 作品のシリーズ一覧で飛べます (2019年9月20日 20時) (レス) id: 50ff4b13a1 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - ぽむりんこむさんへ 小説移行できません!! 確認してみて下さい。 あと、応援してます！ (2019年9月18日 15時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - はい!応援してます! (2019年9月15日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年8月6日 19時
