どえすな社長 。

＃１０「秘書任命」 ページ11

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「ん？ちょっと待ってくださいなんて言いました…」





『鈴木を秘書にするの！！』





「は！？無理です無理です無理です無理です無理です無理です無理です無理です無理です！！！」





『どこが無理なの。理由を述べよ。』






何回も無理って断られてるのにめげないメンタル強え。






「えっと、女遊びひどいって聞いたことあって…」






それを聞いたことあるのは本当だ。



澄香情報だけどね。






『え、酷くないけど？』




「(無視)社長室で秘書の仕事してたら女連れてきそうで無理です。」




『あーね。わたし以外見ないで！ってやつ？』




「(無視)社長のことはこれっぽっちも興味なしですけど…社長に抱かれる女の子が可哀想なので」




『どゆことおおお！？』




「同情しちゃうんです。…無理やりだよね、怖かったよねキモかったよね変人だったよね…？」




『怖いきもい変人は傷つく』








「そんなことが日常茶飯事なんて耐えられないんですわたし。」





『俺がdisられて終わり？』





「半径２メートル以内に近づいて欲しくないし…」





『めっちゃ傷つくえぐい。』





「てことで無理です」





『理由を述べよ』




「話聞いてたか？」







めげないメンタル強え。(２回目)





本当にこの人物分かり悪すぎる。きっと頭だって悪いはず。







『心の声が全部出てる。安心しな、お前の前で女は抱かない』







すげー真剣な目で見てるし、しかも諦めくっっっそ悪いからもう秘書になって見ることにした。







「まじ抱いたら絶交ですよ？」




『ん、約束な？』






小指を出してくるので、小指を絡ませ、指切りげんまんをした。





決まったことだよ…仕方ない、頑張るしかない！！！









ファッション課の仕事も掛け持ちできることになったし、そこは社長には感謝している。






とりあえず、明日から頑張ろう！！！









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総合８０何位かもらえて嬉しいです ( ；∀；)





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