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テーブルの上には、涼太特製のパーティーフードが所狭しと並んでいる。
sk「おおー舘さま作ったねぇ」
ab「色とりどりで、まさにパーティーって感じ」
iw「食い切れんのかこれ」
dt「ご心配なく。どれも冷蔵庫で数日は持つから、余ったら明日からの営業の合間に食べてもいいし」
言われてみれば、明日はオープン初日とあって絶対バタバタするだろうから、サクッと食べられる料理がストックされているのはすごくありがたい。
さすが涼太だな。
照がとりあえずと言って全員分のビールを持ってくる。そしてみんなが席に着いたところで、まずはZuhauseの店長ことふっかのご挨拶。
fk「えー、みなさん。この店はいよいよ明日開店を迎えます。ここまで来られたのもみなさんのおかげです。
これからも、みんなで楽しくこの店を盛り上げていきたいと思っています。ということで、Zuhause の開店を祝し、たくさんのお客さまが来てくださることを願って、乾杯！」
「「乾杯ー！」」
それからしばらくは、飲みながらアホな話で盛り上がる。
ちなみに、俺らの中で一番お酒が強いのは涼太。今も顔色一つ変えずにガンガン飲んでる。照も飲めるみたいだし、阿部ちゃんも大体は余裕そうな顔してる。
一方の俺はあんまり強くなくて、もうほろ酔い気分。
みんなの様子を眺めていると、ふっかと照が徐に目配せしたのが目に入った。来るぞ…！
fk「それではここで、我が店が誇る稀代のバーテンダー、岩本照による、メンバーカクテルのお披露目に移りたいと思います」
同じくお酒が強くないふっかのとろけ気味の口上を受けて、照が立ち上がる。
iw「誰のから行きますか」
ab「ここはやっぱり」
「「佐久間だな」」
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作者名：わかめ
| 作成日時：2020年1月15日 1時
