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そして、名前を呼ばれ、2人でお医者さんの元へ





ニコニコ笑顔の初老の先生。




私たちが、座ると、笑顔で言う


「お父さん、お母さん……おめでとう。 妊娠です。

ちゃんと尿から反応がでましたよ。」





え。






うそ





YG「ありがとうございます!
マジっすか?ほんと、ありがとうございます!

おい、A、お前、オンマになるんだってよ!」



A「おっぱ……信じられない……」




医師「そうだよね、まだお腹はぺったんこだし、信じられないよね。
一緒に、2人の赤ちゃんをみてみよう。
お母さんは、ここに寝転んで。」





お母さんと呼ばれる自分も、なんだか変なくすぐったい感覚。



そして、ベッドに仰向けに寝転ぶと、優しそうなベテランっぽい助産師さんが、服をめくり、お腹にゼリーをぬってくれる



先生が、お腹にエコーをあてる。



医師「これが子宮だよ。
そして、この袋が赤ちゃんの入っている袋。

今は、6週に入ったところだから…心臓が動いているのがみえるころだね…あ、見えた」



ドックンドックン……




不思議……



YG「こんなに、小さいのに、一生懸命、心臓、動かしてんだ……

必死に頑張ってんだな」



少し潤ませた目で、モニターをみている




YG「かわいいな……」



ユンギさんに、こんなに幸せそうな顔をさせる豆粒みたいな赤ちゃん。
私とユンギさんのところに来てくれてありがとう。



こんなにも私たちを幸せにしてくれてありがとう。
この気持ちは忘れないでおこう




今は6週、まだ、2ヶ月で、不安定な時期だから、あまり無理を
せずに過ごすこと、
そして、また、2週間くらいしたら、来てくださいと言われ、診察室を出た。




お会計を待つ間、ちょっと待っててってどこかへ行くユンギさん。

5分もせずに戻ってきた。トイレだと思っていたけど、帰りの車中、私の両親から、お祝いのメールがきたのをみると、さっき、一番に知らせてくれたんだなって分かった。



父から
【A、妊娠おめでとう!オレもじーちゃんになるなんてな笑】


母から
【おめでとう、よかったね。
ユンギくんが、妊娠しましたって、さっき電話くれたよ。日本語、間違えてるのか、聞き間違いかなって思ったわよ。
無理しないで、身体にきをつけなさいね。また電話するね】

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作者名:みんと | 作成日時:2022年7月30日 12時

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